さて、今年も残すところ数日。
大掃除はしたか?
年賀状は書いたか?
自転車は磨いたか?
うわぁ、どれもしてねぇ~
そんな年末のある日、行田に行って来ました。
やって来たのはお馴染みの翠玉堂。
風味溢れる正統派のパンと、それに正対するイカれたモノを出すパン屋さんです。
ここのパンは他のパン屋さんのとは風味や食感が違っていて、ワイルドかつシンプルなのにじっくり味わい深いのでとても好き。
でも今回のお目当てはタルトタタン。
そして張り紙は・・・それは別のリンゴ・・・
タルトタタンとは、バターと砂糖でいためたリンゴを敷いて焼いた、おフランスのお菓子のこと。
作るのに手間がかかり、そのうえ生産力は一日に恐らく2個程度、そのため要予約です。
今回は一週間前に予約済みだぜ。
去年から狙っていたタルトタタンをついに手に入れる日が来た!
さーて、帰宅してお茶を淹れ、早速頂きましょう。
実はタルトタタンを食べるのは初めてで、どんなお菓子かもよく知らない私。
ドキドキワクワクの瞬間。
うわ~、綺麗~!
紅く美しく輝く円錐台のタルトタタン!
妻の歓声が部屋中に響く。
スライスされたリンゴがタルトの上に並べられているものだと思ってたけど、こりゃあまるで違うものだな。
リンゴの原型はまるでとどめていない。
トロトロに煮崩れたリンゴが固まってカラメル状になっているのかな?
ジェル化した淵が部屋の明かりを受けて煌めく。
このタルトタタンは紅玉を5個も使っているとのこと。
紅玉とは酸味が強く、果肉のきめが細かく、芳醇な香りの深紅のリンゴのこと。
それじゃあ切ってみよう。
うはぁ、こりゃ7割くらいがリンゴか?
立ち昇る甘酸っぱい香りにクラクラする。
こりゃタマラン!
写真なんて撮ってる場合じゃねぇ!
いただきま~す!!
ちなみに上に乗ってる黒いのはバニラビーンズ。
パクッ・・・・
お!おお!!おおおおお!?
うわぁ、酸っぱい!
こりゃあかなり酸味を感じるね。
もっと甘いのを想像してたから、いきなり裏切られた!
でもね、刺激的な酸味じゃないんだよ。
レモンや梅干しなどの酸っぱさとは方向が違う。
酸味のサイズは大きいけどその形は丸い。
なんというかな、マイルドな酸味がドッカーンと来る感じ?
う~ん、これは言葉で表すにはとても難しいな・・・
要するに「デカルチャーーー!!」なんだ。
トロトロのリンゴの下にはしっとりさっくりのタルト生地。
これがほのかな甘味でバランスをとる。
こりゃあ、お茶は要らない。
これだけを純粋にじっくりねっとり味わうべきだ。
ご馳走様でした。
はぁぁ、恍惚の一時でした。
この一切れで過不足なし。
満ち足りました。
あとホール半分残ってるから、もう一度、この恍惚の刻を味わえるぞ。
うひひひひ、いまから夜が楽しみだ~
追記
翌日食べたもののほうがよりマイルドで美味かった!
このタルトタタン、前述のとおり、要予約。
さらに紅玉の出回っている期間だけの限定です。
なお、恒例の年越しそばパンは12月30日。
誰でも参加可能の餅つきは1月2日。
おせちパンは1月3日。
でもおせちパンはまだ未定のようですけどね。
年越しそばパンは未だに未食のため、年末年始は行田参りだなぁ。
おせちパン
新年餅つき&書き初め&縄跳び&フラフープ大会(2012)
新春餅つきと書初めと焼きうどんパン(2011)
パンいろいろ
メガ焼きそばパンとメガコッペパン
ジャムバターコッペパンとラムレーズンベーグル
その他過去記事
https://kagohara.net/?s=%E7%BF%A0%E7%8E%89%E5%A0%82
行田市行田「翠玉堂」のタルトタタン
行田市行田「翠玉堂」のおせちパン2012
新年になって早くも10日も過ぎ。 正月気分も抜けたかな? でもお餅はまだまだ残ってるんだよなぁ。 しばらくはお雑煮と磯辺巻きで頑張るか。
行田市行田「翠玉堂」の新年餅つき&書き初め&縄跳び&フラフープ大会
お正月もあっという間に終わりですね。 今日から通常の生活という人も多いのではないでしょうか。 当ブログも今日からスタートです。
行田市行田「翠玉堂」の新春餅つきと書初めと焼きうどんパン
明けましておめでとうございます。 新年最初の記事は行田市行田にあるパン屋さん、翠玉堂での餅つき大会(?)です。
行田市行田「翠玉堂」のパン
さて、宝探しに行田市内にやってまいりました。 しかし、ただ歩くだけじゃもったいない。 行ってみたかったお店に行くのもこの旅の楽しみです。
行田市行田「翠玉堂」のメガ焼きそばパンとメガコッペパン
今日も行田市行田のパン屋さん「翠玉堂」のネタで行ってみよう。
行田市行田「翠玉堂」のジャムバターコッペパンとラムレーズンベーグル
ようやく年末の休みになった私、利根川サイクリングロードを走っている最中、行田あたりで燃料補給をするために街中へ。
コメント