今年も残すところあと僅か。
年越しには焼きうどんを食べる私、そばは今日食べることとしよう。

そしてやって来たのは行田市行田のパン屋さん「翠玉堂」だ。
って、つい先日もタルトタタンを買いに来たね。

年の瀬の雨。
なんだか静かで落ち着いた雰囲気。

店内にうっすら漂うは素朴で無骨で繊細なパンの香り。
さて、年越しそばパンはあるかな?

おおっ、最後の一個だった!
危ない危ない。
せっかくなので、これはここで頂いちゃおう。

年越しそばパンはその名の通り「そばを挟んだパン」だ。
ひねりも何もない、直球ど真ん中。
さて、お味はいかがなものか?

手に持つと結構ずっしり。
コッペパンに蕎麦がみっちり挟んである。
鼻を近づけると蕎麦の良い香りがする。

「そばのパン」ということで湿り気がスゴイかと思ってたけど、さすがにそんなことはない。
鴨肉も入っててちょっとうれしくなる。
それじゃあ頂きましょう。

もぐもぐもぐ・・・
お?
おお!?
おおおおお!!??
なにコレ、美味いじゃん!
全然イロモノじゃないよ。

出汁の味が染みた蕎麦を、素朴な力強さの小麦の味がしっかり受け止めている。
はっきり言って、ナポリタンや焼きそばよりも、蕎麦のほうがこのパンには合うよ。
うん、絶対にレギュラーメニューにするべきだね。
と言ったら「予算の関係でムリ」だって。
ふう、あっという間に食べちゃった。
いや~、想像以上に美味かったな。
でもこのパンだからこそ蕎麦を挟んで生きるんだろうなぁ。

レトロなストーブにあたってしばし雑談。
そんなことしている間にもお客さんは次々に来店。
中には年越しそばパンが終わっちゃてて残念がる人も。

さて、今年はこれで終わり。
お気に入りのラムレーズンベーグルを買って帰ろう。
今年もいろいろ大変だったけど楽しかったな。
色々な人達にお世話になりました。
それでは皆さん、良いお年を!
行田市行田「翠玉堂」の年越しそばパン

















コメント