本庄市傍示堂「六助うどん」のかつ丼(単品)とカレーうどん(かけ・小盛)

せっかくの週末、せっかくのお盆休み、せっかくの熊谷花火大会。
台風が来ちゃいましたねぇ。
個人的な用事も台風のお陰でキャンセルだなぁ。
はぁ・・・

まあ、台風相手じゃ仕方ない。
それじゃあ替わりに俺がでっかい花火を上げてやるぜ！
ということでやって来たのは本庄市傍示堂にある「六助うどん」です。
久しぶりに来たなぁ。
ここのカレーうどんは美味しくて多くて大好きなんだよね。

ここに来ると高確率でカレーうどんな私。
やっぱり今日もカレーうどんで行くか。
「かけ」か「つけ」か、どっちにしようかな？

そんなことを考えながらメニューを裏返してみると・・・
なにぃ！？
今まではセットでしか注文できなかったかつ丼の単品がある！？
ここのかつ丼がまた肉々しくて美味いんだよなぁ！
おお神よ、私にどちらを選べというのですか！

しかし答えは決まっている。
先祖代々伝わる我が家の家訓は「迷ったら両方」だ。
ということでかつ丼の単品とカレーうどんの「かけ・小盛」のダブルオーダー！
胃袋の空容量と財布の内容量はこの際考慮しないぜ。
でもさすがにカレーうどんの多盛を頼む勇気はなかったけどね。

まずはカレーうどんからいっちゃおう。

ここのカレーうどんは汁の粘度が高く、いつまでも熱々。
気をつけないと火傷しちゃうぞ。

うどんはガッツリ腰の入ったハードでソリッドなタイプ。
でも武蔵野うどんなどの「うぉう、硬いな！」って程ではない。
太さも硬さも、カレーうどんにするには個人的にはベストだね。

汁は和風カレー味。
食べ始めはそれほど辛くないけど徐々に辛さが効いてくる、遅効性カレーだ。
この辛さと旨味のバランスがいいんだよねぇ。

薬味を投入してもいい感じ。
最初はノーマル状態で食べて、後半は薬味投入でさっぱりが私の正義(ジャスティス)だ。

さあ、今日はさらにかつ丼まであるんだぞ。
しかしまあ、惚れ惚れとするかつ丼だな！
優雅で美しくありながら、それでいて力強さも感じられる。

このカツがうどん屋さんのカツとは思えないほど分厚くて肉々しくて美味いんだよ。
汁は王道の甘辛タイプだね。

もうたまらん、ガツッと行っちゃおう。
汁を吸ってしなしなになった衣と柔らかい豚肉！
その両方の味が口の中で見事に昇華していく。
もっとも画像を見れば説明の必要はないだろうけどね。

今までずっと気が付かなかったんだけど、これはヒレカツなんだね。
あまりの肉々しさに、ずっとロースだと思ってたよ。
道理で柔らかくて脂が無いわけだ。
しかしまあ、ロースト間違えられるヒレってんのもすごい話だな。

カレーうどんとかつ丼、ベクトルの違う味の主張に翻弄される我が舌。
漬物と冷奴で適度に休みながら食べないと身が持たないぞ。

ふう、ご馳走様でした。
いやぁ、夢のようだったなぁ！
ずっと「かつ丼とカレーうどんのセットをメニューに乗せてくれないかなぁ」と思ってたんだよね。
ちょっと違う形だけど、それが叶って嬉しかったよ。
お互い立派にメインを張れる両雄の夢の共演！
ワクワクするよねぇ。
オールドプロレスファンとしては「BI砲」「ハンセンブロディ組」あたりのインパクトだ。
もちろん胃袋的にも財布的にもちょっとキツかったけど、この満足感はプライスレスだね。
そして当然のことながら晩御飯は食べられませんでした。
花火は離れて見るものだ、ギリアン・・・

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