ダンゴスキーネタ第3弾。
今度は一転して東松山へ。
ここでもダンゴの新境地を見た!
やってきたのは東松山市箭弓町3丁目、東松山駅の北側の踏切近くの「まるよし団子」です。
フラフラしている時に「だんご」の文字と旗に惹かれて入店。
ちなみに「箭弓町」を「やきゅうちょう」と読むのを初めて知りました。
おおっ、店構えからは予想外のメニューの多さ!
しかもダンゴ業界では珍しい洋食系もあるぞ!?
そしてお店の中には店構えにもメニューにも似合わない上品な老婦人がダンゴを焼いている。
平日の昼下がり、俺は白昼夢でも見ているんだろうか?
さて、何にしようか?
まず、1本目に「みたらし」は絶対に外せない。
それとあんこ系もいくか?
いや、珍しい洋風系も試したいところだ。
2本目はいちばん怪しい「ピザ」で行くか。
となると3本目は味的に被らない「明太子」でいこう。
このお店は焼き置きではなく、注文を受けてから焼くスタイル。
だからちょっと時間はかかる。
なに、時間はある。
この椅子に座って待ち、焼きたてを食べればいい。
おばあちゃんが焼き始める。
あれ、でも注文したものが何だか分からなくなっているぞ?
あらあら、大丈夫ですか?
どうみてもなれた手つきじゃないぞ?
焼いている最中に世間話を。
なるほど、普段は娘さんがやっているんだって。
でも忙しい時は自分が手伝うと。
でもメニューが多く、それぞれ手順も異なるので難しいと。
「こんなにたくさんのメニューをこなすのは無理だということを娘に分かって欲しいんだけどねぇ」なんて話してたよ。
話しながら3種類のダンゴを同時進行で作るのはとても大変そう。
うう、スイマセン、面倒なものばかり注文して・・・
もうね「いいからいいから、あとは俺がやるからさ、おばあちゃんは休んでて」なんて言いたくなっちゃったよ(笑)
そして娘さんに作ってもらったであろう、パウチされただんご作成手順書が微笑ましい。
色々話してたら
「あっ、おだんごが焦げちゃったわ」
「いいよいいよ、大丈夫だよ、ダンゴは焦げてたほうが美味しいんだよ」
なんてことに。
祖母の焼くダンゴで育った私、おばあちゃんが焼くダンゴは大好きに決まっている。
さあ、頂きましょう。
みたらし
それほど濃くなく程よい甘さと塩っぱさ。
見た目通りに美人(シャン)なみたらしだんごだ。
焼きたてのダンゴの香ばしさにより美味さは倍にブーストされる。
文句無しの美味さ。
明太子
焼きたてのダンゴに明太子と刻み海苔。
想像通り、明太子をのせた餅みたいな味。
食事感100%でおやつ感0%。
これもいいねぇ。
焼きたてダンゴは愛だ。
ピザ
一番のイロモノ。
ダンゴにピザソースを塗り、とろけるチーズをかけ、更にバジルを振ったもの。
おばあちゃんごめん、こんな面倒なものを作らせちゃって(汗)
味はそのまんまピザ。
もっちり生地で全く違和感なし、しかも手を汚さずに食べられる。
これ、色々なシリーズが作れるな。
いや、これをイタリアに逆輸入すれば一攫千金と見た!
ご馳走様でした。
平日の昼下がりのホンワカした時間、ちょっとした会話だったけどとても楽しかったです。
なんだかすごく豊かな時間だったなぁ。
小学校の帰り、祖母の店で焼きそばやダンゴを食べさせてもらったのを思い出したよ。
どんな話しをしたかは全然覚えてないけど、あの味と雰囲気だけは鮮明に覚えてるんだよね。
また行こう、うん。
わかりづらいけど駐車場ありです。
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