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熊谷市桜木町1丁目「サントノーレ キムラヤ」のシベリアとその他パン

熊谷のグルメ

シベリアケーキって知ってます?
「シベリア」「シベリヤ」などと言われている、カステラで羊羹をサンドしている食べ物です。
熊谷市桜木町1丁目にあるパン屋さん「サントノーレ キムラヤ」で見つけたので買ってみました。



私は存在自体は知っていましたが、食べるのはこれが初めてです。
今までは何となく手が出なかったんですよね。
このシベリア、昔ながらのパン屋さんに置いてある場合がありますが、全国的には絶滅の危機に瀕しているとか。


シベリアとは言いながらも、実はロシアのケーキではありません。
日本で大正時代から昭和初期にかけて流行ったと言われています。
名前の由来として

断面がシベリアの凍土に似ているから
カステラは大地、羊羹はシベリア鉄道をイメージしたから
日露戦争に従軍した菓子職人が創りだしたから
ロシアの亡命貴族が故郷を思って作ったから

などの諸説がありますが、どれも決定的なものではないようです。


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そしてこれがそのシベリア。
カステラと羊羹、綺麗な層が出来ています。
構成する素材を考えると、味はドラ焼きなようなものなんだろうか?


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頂いてみましょう。
きめ細かいカステラに、効果的に塩味の効いた羊羹。
こりゃあ・・・・・美味い!
カステラと羊羹の一体感は素晴らしくも不思議でもある。
どちらもそこそこ甘いのに、一緒に食べるとそれほど甘くない。
しかも後にひかないスッキリした甘さだ。
ズッシリと重量感もあり、これ一つで満腹感は十分に得られそう。
大正時代のモボ・モガはこんなハイカラなものを食べていたのか。


問題は合わせる飲み物です。
紅茶?お茶?コーヒー?
う~ん、どれもバッチリ合うって感じじゃないなぁ。
流行っていた時はミルクホール(喫茶店のようなもの)で出していたといいますので、やはり「ミルク」が一番合うのかな?


ちなみにシベリアは切り口がたいてい三角形になっています。
これは「そのほうが大きく見えるから」という理由らしいです。
そういえばサンドイッチなんかもそうですよね。


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もちろん他のパンもゲット。
いつもの「コーヒーロール」「チョリソーセージ」の他、今回は「アップルパイ(だったかな?)」も購入。
相変わらず美味しくて満足です。



こんな美味しいものを今まで食べたことがなかっただなんて・・・
やはりどんなものでも自分で食べてみないと分からないものです。
それにしてもこのシベリア、ジャンルは何になるんだろう?
パン?和菓子?洋菓子?ケーキ?
う~ん、どれもちょっと違う気がする・・・

以前の記事
熊谷市桜木町1丁目「サントノーレ キムラヤ」のコーヒーロール他
熊谷市桜木町1丁目「サントノーレ キムラヤ」のパン

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肉とジャンクフードをこよなく愛する男。本職は籠原の不動産屋さんです。
【籠原の不動産屋さん】紀ノ国商事株式会社
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