ここに来ると言葉の無力さを感じる。
なぜなら、この衝撃と感動の100万分の1も言葉で表すことができないからだ。
言葉では伝えられないものは確かにある。
ということでやって来たのは皆さん馴染み、肉汁の聖域(ミートジュースサンクチュアリ)である藤岡の鶴商文庫です。
カゴハラネットでの記事ヒット数は合わせて22000を超え、あのグルメロード以上の人気と注目を集めるバケモノであります。
さーて、今日は何にしようかな?
ここのハンバーグはどれを選んでもハズレ無しなんだけど、それでもこの一食に賭ける漢の情熱を少しでも無駄に散らせる訳にはいかない。
今日はトマト系でもスパイシー系の気分でもない。
となると・・・これだ。
注文を終え、店内を見回す。
「文庫」の店名が示す通り、ここには沢山の漫画本がある。
何を読もうかな~?
本日のチョイスは食べ物漫画の巨匠、土山しげる大先生の「食キング」でいこう。
この漫画の馬鹿馬鹿しいほどのぶっ飛んだ熱いノリが大好き。
ハンバーグを食べる前のオードブルとしては最適だぜ。
さーて、来ました、来ました、来ましたァァァァァ!!!!
今回はスーパーホワイトバーグだァァァァ!!!!
画像では比較するものが無いので分かりづらいですが、これ、この鉄皿いっぱいにハンバーグとホワイトソースがかかっている。
推定重量は余裕で400g以上、ということで壮絶にデカイ!
ホワイトソースは溢れんばかり。
いつもの粗暴で荒々しい雰囲気のハンバーグとは違い、その誇り高く穢れを知らない白いハンバーグは神々しい。
そしてその芳醇な香りにウットリと嗅ぎ惚れる。
それでは頂きましょう。
うほぅ、相変わらずのボリューム、肉汁、圧倒的に暴力的だ。
しかしチーズinホワイトソースはそれさえも優しく包み込む。
なんと優雅な!
トレヴィアーン!!!
あの鶴商のハンバーグが、ソースを替えただけでこんなにイメージが変わるとは驚きだ。
ハンバーグはがっつりジューシーで美味いうえに、濃厚なホワイトソースによりさらに満腹満足度が増す。
2/3ほど食べた時点で満腹感が!
え、マジ!?
いつも、連れの分のハンバーグまで平らげる私がだよ!?
こうなると頭上の張り紙が意味深だ。
よし、ここらで味を変えてまた楽しもう。
卓上のこの辛いソースをちょびっとかけて頂こう。
うんうん、これまたイメージが変わって美味しいね。
残りも美味しく頂きました。
こちらは煮込みハンバーグ。
いわゆるハンバーググラタンですな。
トマトソースとハンバーグにチーズを掛けて焼いたもの。
見るからにこってこて、ハンバーグのワイルドさとチーズのマイルドさが相乗効果となり、満足度と満腹度はかなりのものだ。
しかもいつまでも熱々。
うは~、食べても食べても減らねぇ!
むう、そういえばスーパーホワイトバーグと味の系統がかぶったな。
他の店ならこんなミスはしないんだけど、ここにくるとどうも的確な判断が出来ない。
食べる前から脳が肉汁でいっぱいになっちゃうんだよなぁ~
ぷはー、ご馳走様でした。
いや~、いつも以上に満腹だよ。
ホワイトソース、恐るべし!
大満足でありますが、やっぱり言葉では100万分の1も表せないなぁ。
いや、これは言葉なんかいらないってことか。
自分の舌と胃と目と脳で感じることがすべてなんだぜ。
食べ終わって外に出る頃にはこんな張り紙が。
道理で途中からお客さんがパッタリ来なくなったわけですな。
もう少し遅く来てたら危なかったってわけですな。
ふ~、危ない危ない。
営業時間内でも油断するべからずですな。
なお、ランチタイムのメニューはこちら。
噂のメンチカツ定食、早く食べたいなぁ(ヨダレ)
過去の記事
群馬県藤岡市本郷「鶴商文庫」のイタリアンとハーフ&ハーフと和風バーグ(2012-03-28)
群馬県藤岡市本郷「鶴商文庫」のベーコンエッグハンバーグ(2011-12-7)
群馬県藤岡市本郷「鶴商文庫」のチーズカレーハンバーグ(2011-06-21)
群馬県藤岡市本郷「鶴商文庫」の500gバーグ(2010-09-22)
群馬県藤岡市「鶴商文庫」のハンバーグスパ(2009-10-04)
群馬県藤岡市「鶴商文庫」の鶴商バーグ(2009-02-02)
藤岡市本郷「鶴商文庫」のハンバーグ(2007-08-03)
コメント
まだ足を運んだ事の無い鶴商文庫ですが、ハンバーグの知名度だけは私の中でふくらんで来ました。 重量400グラム以上(推定)という事ですが大きい分には大歓迎です・・・ホワイトソースがチョット重そうですが。 しかし、間違いなく言える事はご飯は勢いよく胃袋に収まりますね。 Gレシオは間違いなく4以上だちお思います。
超くいしんぼーさま
ハンバーグが粗挽き赤身系なので、ホワイトソースも良く合うんですよ。
これだけのハンバーグなのでGレシオは高いはずですが、実際にはご飯をお替わりする胃袋的余裕は私にはありません(汗)