閉店しました
熊谷駅周辺って行きたいお店があってもなかなか行けないんですよね。
駐車場が無いし、わざわざ電車で行くのもなんだしね。
そんな時に便利なのが自転車。
籠原駅から熊谷駅までは約7km、20分前後で行けちゃいます。
そして自転車だと気軽に細い裏道も通れるのがいいんだよね。
ということで今回は熊谷駅間近のレトロな雰囲気のお店「富田屋」です。
熊谷駅すぐ近く、線路沿いにあるお店です。
車じゃ絶対に通らないようなところですね。
何と言っても魅力的なのが店先に飾られた食品サンプル！
こういうのって最近見ないよね。
こんなのを見つけてしまってはフラフラと入店する以外にはない。
さてさて、何にしようかな？
壁に貼られた品札をチェックしよう。
うどん、そば、定食など、いかにもという感じのメニューが並びます。
ラーメンや炒飯があるのも面白い。
ジャンボラーメンとジャンボギョーザも気になるが、今回はカツ丼で行ってみよう。
さて、来ました来ました。
おおー、これまたいかにもって感じの器できたぞ。
カツ丼に味噌汁、小鉢に漬物といった構成。
これで500円と言う安さは驚きだ。
カツ丼はカツとタマネギを卵でとじた極めてオーソドックスなタイプ。
こうなるとグリーンピースが載っていないのが意外だ。
味は見た目のまま、甘辛のつゆだ。
つゆを吸ってふやけた衣が美味い。
肉は薄いがこういうタイプのカツ丼はこれでいいのだ。
具沢山の味噌汁もうれしいところ。
大根の味噌汁は最高だ。
ふう、ご馳走様でした。
昼飯を終えたサラリーマンたちがいなくなった店内には水槽のポンプの音がポコポコ鳴り続ける。
なんだかとても不思議で贅沢な時間を過ごしたような感覚がする。
ここが熊谷駅徒歩2分のところにあるなんて信じられない。
店を出るとのんきな猫たちが出迎えてくれた。
その何かを見通すような双眸に、僕はどのように映るのだろうか？
奇妙な感覚の余韻に浸ったまま、僕は自転車に乗った。
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熊谷市筑波2丁目「富田屋」のカツ丼
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