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JAXAの筑波宇宙センター見学:おみやげ編

茨城のイベント・スポット

空気も読まず長々とやってきたJAXAの筑波宇宙センター見学シリーズ、いよいよこれで終了です。
最後に行ったのはお土産売り場。
ここにはTシャツ、文房具、プラモデル、ストラップなど、数々の宇宙関連の品々が販売されています。


JAXAのお土産といえば、なんといっても宇宙食でしょう。
「もち」「たこやき」「バニラアイス」「ケーキ」「大学芋」「杏仁豆腐」などの一昔前のフリーズドライタイプのものが何種類も販売されています。
どれも気になるんだけど、いろいろ迷って選んだのがこれら。
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えびグラタン
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パサパサのクッキーのような食感だが、口の中で馴染むにつれ、えびグラタンの風味が蘇る。
おお、これは確かにえびグラタンだ!
味的には、美味いか不味いかでいえば、間違いなく美味い。
食感はひじょ~~~~~に微妙だが、えびグラタンの風味は完璧に再現できています。


ストロベリーショートケーキ
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グラタンと同じくクッキーのような食感だが、口の中で馴染むにつれ、クリームの風味が蘇る。
おお、これは確かにショートケーキだ!
水分がないクリームというのも不思議なものだ。
ストロベリーの部分は煮詰まったイチゴジャムのような感じ。
さすがにグラタンから比べると無理はあるけど、なかなかの力作です。


たこやき
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これは人にあげてしまったので未食。
後日「確かにたこやきだった」との証言を得た。


スペースカレー
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いわゆるレトルトカレー。
「無重力状態で食べることを想定し、スパイシーで味を濃くしました」と書いてあります。
これまた未食。
500円もするレトルトカレーなんて、もったいなくてなかなか食べられないんだよね。


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なお、これらの宇宙食は本物ではなく、あくまで「製法が同じ」というものです。


宇宙食の中で日本食は他国クルーからの評判が高いと評判のようです。
カレーやラーメンはもちろんのこと、さばの味噌煮が大人気だと言うのが意外。


ISS(国際宇宙ステーション)で日本人最長の約半年にわたる宇宙生活を終え、6月2日に帰還予定の野口聡一さん。
その野口さんがISSに行くときに宇宙食をめぐる一大事が発生しています。


宇宙で必要な荷物は野口さんが行くより前にISSに届けられました。
その中には、野口さんが宇宙で食べる予定の日本食の宇宙食も入っています。
もちろんその荷物にはちゃんと「SOHICHI」と名前が書いてあります。
しかしその日本食を他国クルーに食べてられてしまいました。


なんてことはない、荷物に書いてある名前「SOHICHI」「KOHICHI」と間違えられていたのです。
要するに、前任の若田光一さんの置きみやげと勘違いして喜んで食べてしまったのです。
「おいみんな、KOHICHIの荷物が残ってるぞ」
「なんだなんだ、忘れ物か?開けてみろよ」
「Yeah、日本食が入ってるぜ!」
「置き土産とはヤツもイカすことをするな、HAHAHA!」
「ありがたく頂こうぜ!」
むしゃむしゃむしゃ・・・


「やっぱ日本食うめぇ!」
「コーイチはナイスガイ!」
「・・・あれ、でもこれ名前ちがくね?」
「コーイチじゃなくてソーイチって書いてあるんじゃね?」
「ソーイチって・・・次にくるヤツじゃね?」
「てことは、ヤバくね?」
「日本人は何をやっても怒らないけど、食べ物のことだけは怒るじゃね?」
「・・・どうすんべ?」
というやりとりがあったようです。
結局、持って行った宇宙食には余裕があったので、なんとかなったようですけどね。


やはり食は人間の根幹にかかわる重大な事項。
これをしっかりしないと士気に関わるのだとか。
宇宙に行けるほど科学が発達しても、人間の本能はそのままなんだなぁ。

     
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この記事を書いた人


肉とジャンクフードをこよなく愛する男。本職は籠原の不動産屋さんです。
【籠原の不動産屋さん】紀ノ国商事株式会社
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