ある日、珍しく八木橋に行った時のこと。
お、17合を挟んだ向こう側に新しいお店ができてるぞ?
しかも・・・だんご屋か!!
ダンゴスキーとしては早速行かねばなるまい。
ここは先日オープンしたばかりの「かんだ和彩」です。
「炙り団子」の文字が示すように団子専門店かと思ったら和菓子屋さんでした。
今回はだんご全種類と上生菓子、どら焼きなどをゲット。
団子はみたらし・いそべ焼・京風白みそ・こしあんの4種類。
二股にわかれた松葉串に小さめの団子が5玉ついている不思議な形状だ。
見たこと無い、通常とは違うだんごにダンゴスキーも焦っちゃう。
それじゃあ頂きましょう。
みたらし
かなり控えめな甘さのみたらし。
しょっぱさはほぼ無しですっきりとした上品な甘さ。
食事系の団子ではなく、100%お菓子系だ。
団子の生地は硬度低めで粘度高め。
その名の通り、「焼き」ではなく「炙り」って感じ。
京風白みそ
「京風白みそ」とは洒落てますね。
これも上品な甘さ、そしてその裏には味噌の塩っぱさが少々、そしてコクがある。
どれも強すぎない味なんだけど、なんというか、静かに仲良く綺麗に調和している感じ。
クルミが入ってる?
こしあん
だんごの玉が小さいので、一口あたりのあんこの比率が高い。
それでもなめらかですっきりした甘さ。
後味もよし。
いそべ焼
唯一の食事系。
海苔の風味がいい感じで醤油の甘味を良く感じられる。
不思議と一番甘いのかと思っちゃうほど。
実際には全然そんなことはないけれど。
他にも上生菓子やどら焼きなどもゲット。
妻は大好きなわらび餅を発見して大興奮。
なかなか置いてあるところはないんだって。
いや~、美味しかったな。
だんごはどれも味は控えめ、そして後味はさっぱり。
こりゃあ、「だんご」というよりも「和菓子」だ。
だんごの持つ田舎臭さ、野暮ったさが全く無いよ。
ストロングだとかワイルドだとかフルボディだとか、そういうのとは対極。
スマートで上品で繊細で、イメージするなら京都にいそうなたおやかな和服美人だね。
今までの団子とはまるで違う新たな境地を見たぜ。
次は是非とも焼きたてを食べてみたいな。
コメント