「冷めても美味い」という言葉がある。
確かに冷めるのを前提としたお弁当などのように出来立てよりも美味しくなるものは在る。
だからって冷めてもいいと思ってないか?
だがな「冷めなければもっともっと美味い」ってこともあるんだ。
よく覚えておけ。
今回やって来たのは熊谷市河原町1丁目にある「くまずだんごや」です。
10月のマイナー錬の時に寄りました。
だんご屋と言いながらも店頭にだんごの姿はなく、あるのはこの名札のみ。
ちょっと心配になっちゃうけど、注文ごとに焼いてくれるのでお願いしてみよう。
さあ来ました来ました。
色々お話を伺ったけど、このお店は100年やってるって言ってた。
そしてこのだんご、米から3日かけてつくってるんだって。
それは米粉からじゃなくて米そのものからって意味。
すごい手間だよね。
さあ、頂きましょう。
タレは醤油がメインのあまり甘く無い系。
キュッとした醤油の風味とそれを引き立てるわずかな甘味。
焼きたてのお焦げの香ばしさと合わさって素晴らしい仕上がりに。
この味は私の祖母の味にかなり近く、私の好みにバッチリど真ん中。
ハラショー、ダンゴスキー!
素朴で繊細なだんご生地はこんがり香ばしく、そして焼きたての柔らかさ。
米から作ってるとあって細かすぎない生地は粘度は低めなのもグー。
これは是非ともその場で食べたい逸品だ。
ベストの状態、すなわち焼きたてを食べるのがこのだんごに対する礼儀だろう。
いや~、相変わらず美味いです。
ここに来ると必ず焼きたてをその場で食べるよ。
以前に持ち帰りをしたことがあったけど、やはり焼きたてとは雲泥の差だったね。
もちろんそれでも美味しかったんだけど、焼きたての美味さは別次元だよ。
「命短し 喰(くい)せよ 乙女 紅きタレと白き肌 褪せぬ間に」
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