私の子供の頃からの悩みというかイヤだったことといえば「住所を書くのが大変!」というもの。
「埼玉県南埼玉郡菖蒲町大字菖蒲XXX-X」だったので、長いし画数は多いしで、本当に面倒でした。
その私の育った故郷の菖蒲町、しばらく前に久喜市に合併されました。
で、住所はといえば「埼玉県久喜市菖蒲町菖蒲XXX-X」になりました。
うぉぉぉぉ、住所の面倒さ、たいして変わってねぇ(怒)
その菖蒲にしばらくぶりに行って来ました。
それじゃあ昼飯は久しぶりに農協食堂に行こう。
正式名称は「JA南彩食堂」みたいだけど、やっぱりここは「農協食堂」だよな。
昔はボロい食堂でしたが、今はきれいな建物。
中はかなり広く、テーブル・座敷を合わせて200人くらいはありそう。
土日祝日なんかは駐車場も席もいっぱいだけど、回転が速いので行けばなんとかなる。
この日は平日とあってそれほどお客さんはいないね。
券売機で好きなものを買って厨房に半券を出し、席について待っていよう。
まだカレーうどんがない時期だったのでもつ煮定食に決定。
さーて、もつ煮定食だァ~
うひゃ~、久しぶりだなぁ。
考えてみれば他の店でもつ煮定食を食べることって全然無いな。
私のもつ煮の源流、味のルーツはここ。
他の店のもつ煮を食べると「農協のより味が濃い」「農協のより量が少ない」とかの評価になっちゃうんだよね。
ぱっと見ではあまり量が無さそうに見えるもつ煮だが、実はコレで結構量がある。
味は醤油っぽいけど味噌っぽくもあるし、塩の味もする気がする。
煮えた大根もたっぷりのネギも嬉しいところ。
とろりと煮こまれたもつ煮は食感は最高だ。
それほど味は濃くないため、そのまま食べても大丈夫。
なお、ニンニクの味はしない。
ちょっと食べたらご飯にどばぁっとかけちゃう。
もちろん汁までどばぁ。
お下品だけど、これがまた最高に美味いのよ!
なお、ご飯茶碗は大きめだけど常識的なサイズのため、慎重に乗せないと崩落の危険あり。
そこに唐辛子をちょちょっとかければ「農協もつ煮丼」の出来上がり。
がーっとかっこみたいところだけど、ここはじっくり味わおう。
何と言っても久しぶりのもつ煮丼、次にいつ食べられるかわからない。
汁の染みたご飯がまた格別。
だだっ広い食堂の席に一人で座り、一心不乱にもつ煮丼を食べる。
そうだ、今度はご飯は丼に入れてもらおう。
ちなみにもつ煮定食にはけんちん汁、きんぴらごぼう、芋天、漬物がつく。
こっちではきんぴらごぼうは細めなんだよね。
ふう、ご馳走様でした。
は~、満腹満足だァ~
いつもの場所、いつもの味。
変わらなくていいものがここにはある。
さて、それじゃあ帰るか。
っとその前に、ここに来たらアレを買わないとな。
隣の即売所で・・・あったあった!
新パン(あらぱん)のカステラサンドパン!
これでおやつも完璧だ~
コメント
1992年頃の昔話ですが、赤羽から近距離で塗料を配送してた頃ほぼ毎日ここで昼飯を取ってました。そして毎日持つ定食でした。私もいつもご飯にかけて丼状態で食べてました。この頃は水曜定休でしたね。
涼しくなったので数十年ぶりに行こうと思ってます。少し東に行った左側に菖蒲園がありました。
但野さま
自作もつ煮丼、美味しいですよね。
私も今年はコロナの影響で菖蒲には行けていません。
早くまた食べたいところです。