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熊谷市代「大勝軒 赤ふじ」の角ふじ麺味噌

熊谷のグルメ

戦いは、終わったと思っても終わってないことが多い。
それどころか泥沼化することも常々である。



先日の熊谷市代「大勝軒 赤ふじ」の鉄板赤ふじ飯の続きです。
ようやく「ご飯+ラーメン+焼肉」という、非常にボリュームある「鉄板赤ふじ飯(大盛り)」を食べ終えた私は異常に気がついた。
目の前で食事をしているはずの妻の動きが止まっているのだ。



時は少し遡る。
食券販売機の前で「どれにしようかな?」と妻が悩んでいた。

つけ麺があまり好きではない彼女は「コラーゲンたっぷり!」という文言に乗せられて「角ふじ麺 味噌」を注文していた。



そしてブツが来た。
そびえ立つもやしの山!!
その上には玉ねぎとキャベツ、それと醤油漬ニンニクが載っている。



最初から添えられているガム。
これからの戦いが、たとえ勝ったとしても厳しいものであることを暗示している。



注文した妻が唖然としている。
しかし健気にも「や、野菜は好きだから・・・」と攻略を開始する。




あまりにも野菜の量が多いため、普通に食べていたのでは麺にたどり着かない。
その為、付属の丼に野菜を移して食べることになる。






そして冒頭のシーンに戻る。
目の前で食事をしているはずの妻の動きが止まっているのだ。
攻略できたのは半分といったところ。
てことは俺がクローザーにならなければならないってことか・・・




しかし、私は今まさにボリュームある大盛り定食をようやく食べきったところ。
胃袋の余裕なんかあるわけもない。
だが我が家の家訓は「注文したものは残さない」である。
この鉄の掟を破る訳にはいかない。
困難は乗り越えるたびに、漢は一回り大きくなるのだ。
精神的にも、腹回り的にも




それではいってみよう。
麺は極太縮れ麺でモッチモチだ。
かなり腹にたまる。
「ラーメン」と言うより、コレはもう「うどん」だね。




スープは壮絶にドロドロしていて、脂とニンニクのポタージュといった感じだ。
見た目のジャンク度は凄まじく高い。
こんなものを食べちゃっていいの?
むぅぅ、こんな世界があったとは!
意を決してスープを飲んで、いや、食べてみる。




おお、美味い、美味いぞ!
脂とニンニクの旨みを凝縮してるんだから、美味くないわけがない。
でも、見た目はジャンクだけど、しっかり乳化しているので見た目よりはすっきり食べられる。
脂ぎっているって感じじゃないし、食べてる最中も食べ終わった後も意外と脂っぽくはない。

てっきり油を啜ることになると思っていたけれど、これは何とも不思議な感じだ。
なるほど、これならこういうラーメンが人気があるのもわかるね。
ハマる人はハマリそう。
もちろん成分的には・・・いや、考えるのはよそう。




デヤァァァァァァァァァ!!!
最後の力を振り絞り、残りを攻略していく。
この時、私は修羅と化していた。



ふぅぅぅ、ご馳走様でした。
壮絶に壮絶に壮絶に壮絶に満腹です。
しかし、どうにもフラフラして意識が定まらない。
栄養を取り過ぎてフラフラという、逆ハンガーノック状態に陥っているんだろう。
なお、接客がとても良くて落ち着いて食事が出来たのは嬉しいところ。
今度はつけ麺を食べてみたいな。




余談だけど、店内は特に暗いわけではないのだけれど、今回に限ってはカメラのブレや露出ミスが多く、使える写真が少なかったのが不思議。
もっと暗い所でもこんなことはないのになぁ。
撮影者の動揺がカメラに伝わったか?
それにしてもまあ、こりゃあ当分献血には行けねぇなぁ・・・

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この記事を書いた人


肉とジャンクフードをこよなく愛する男。本職は籠原の不動産屋さんです。
【籠原の不動産屋さん】紀ノ国商事株式会社
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