このたび、大宮青果市場に行ってまいりました。
私のことですから当然、市場と言っても物を買いに行くわけではありません。
市場内の食堂が目的です。
行ったのは大宮青果市場内にある「キッチンニューほしの」。
かなり有名なお店のようです。
普通、市場内の食堂と言うと「安い」「美味い」そして「汚い」というイメージですが。ここは全然違います。
白い壁に黒い天井、濃木色のテーブルと煉瓦調のキッチン、それを照らすは裸電球とサイドの間接照明。
店内は落ち着いた感じのインテリアで、ここが市場内ということはまったく意識できません。
でもメニューを見るとやはりここは洋食屋さん。
カレーにハンバーグにエビフライにコロッケにポークソテーにナポリタンに・・・
珍しいところではトルコライスなんてものもあります。
ここら辺でトルコライスを見たのは初めてだ。
そしてどれもどれも美味そうだ!
でも注文するはもちろん「特薦ジャンボかつカレー」
ご自慢の逸品のようです。
「特別に推薦するジャンボなカツカレー」ですから、まずはコレを頼むしかない。
キッチンから聞こえる揚げ物の音にワクワクしながら待っていると、来ました来ました。
横長の楕円形のお皿にライス、カレー、カツ、刻みキャベツが載ってます。
幅は3,40cmはありそうですが、写真ではあまり大きさが伝わらないのが残念。
ただし「薄く広く」って感じで盛られているので、量的にはそれほど脅威には感じられません。
福神漬けとラッキョウは別皿。
さっそく頂きます。
カレーは牛肉がトロトロに溶けて筋になっている、デミグラス風の欧風カレー。
基本的にはマイルド、でも適度にスパイシー。
口に入れた瞬間は甘めですが、でもその後にじんわり辛さがやってきます。
食感はかなりトロトロで、旨みがしっかり出ています。
うん、ここ最近、インド系ばかりだった舌には新鮮だ。
カツはかなり大きめで、サックリ揚がっています。
厚さも軟らかさも申し分なし。
ちょうど良い揚がり具合で、カツそのもので十二分に美味い。
正直言って、この値段でこれだけのカツが出てくるとは思わなかった。
味的にも本格的な欧風カレーだったのでビックリでした。
はっきり言って、カツを載せないで食べたほうが良いと思うほど。
カツは想像以上に大きく、最後の一口はカツになってしまいました。
「ジャンボ」と恐れるほどの量ではありませんでしたが、充分に満腹です。
これで950円、立派なものです。
ちなみにスーパージャンボ(2000円)は見なかったことにします。
山崎屋の悪夢が脳裏にちらつく・・・
これで憧れの大宮青果市場デビューは果たせました。
他にも魅力的なお店がいろいろ。
次はどこにしようかな?
[map lat=”35.95937625655822″ lng=”139.6081155538559″ width=”550px” height=”400px” zoom=”13″ type=”G_NORMAL_MAP”]35.959376,139.608116[/map]
コメント