妻沼の聖天様の春季柴灯大護摩(しゅんきさいとうおおごま)・火渡りを見に行ってきました。
火渡りとは、燃え盛る炎のうえを走り抜ける、山伏の荒行のひとつ。
それを高野山などに行かなくても近所で見られちゃう絶好の機会、こりゃ見逃すわけにはいかない。
当日は晴れて風もなく、絶好のお祭り日和。
火渡りは午後3時に始まると言うことなので、聖天様のなかをブラブラ散策します。
ここが火渡りの会場。
真ん中にある緑の櫓を燃やすようです。
愛知万博にこんな感じのイメージキャラいたような気がする。
周りに並べられた椅子に座って始まるのをじっと待ちます。
いよいよ行者さんたちが入ってきました。
でも会場が結界が張られており、行者さんたちは最初からすんなり入っては来れません。
その前に結界内の入場許可をもらわなければなりません。
そのための問答があります。
「修行に来たから入れてくれ」
「その資格あるの?調べるためにちょっと質問するよ。~とは何ぞや?」
「~とはこれこれこういうもの・・・」
「それじゃ~とは何ぞや?」
「~とはこれこれこういうもの・・・」
と言うのを何回も何回も繰り返したあとに
「もっと聞きたいけどもう時間無いし、修行してもいいよ」
と、やっとお許しが出ます。
これが芝居っぽく、とてもわかりやすくて面白い。
これをカンペ無しで延々とやるのだからすごいです。
行者さんの姿。
ビシッと決まっててすごくカッコイイ。
それにしても行者って専業なのだろうか?
それともあくまで本業は別にあって、一定期間だけ修行に出ているのかな?
サラリーマン行者なんてことも可能なのかな?
私は髪型だけなら今すぐに行者になれるぞ(笑)
弓を射たり刀を振ったりと、色々な儀式のあとはいよいよ万博キャラに火がつきます。
あっという間に煙が立ち昇ります。
うお~、すげぇ煙だ!
太陽が隠れてあたりが暗くなるくらいに煙がもうもうと出ます。
おじいちゃん、逃げて逃げて~~~(汗)
それにしても煙に巻かれた風下の人たちは大丈夫なんだろうか?
そして巨大な御幣が登場。
で、でけぇな!
これの先端に煙を纏わせ、観客の頭上に振りまきます。
あっちにこっちに振りまきます。
けっこうなご高齢と思われますが、非常にフットワークが良いのにビックリ。
スタスタスター、バサッバサッバサッ!と繰り返します。
お、こっちに来るか!?
きた来たキター!
バサバサバサー!
ありがたや!
ご利益ありそうです。
次回へ続く。
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