房総シリーズ第2弾にいってみましょう。
やって来たのは千葉県は南房総市、和田町にある「道の駅 和田浦 WA・O」です。
その中に「WADAHAMA」というお店が入っております。
ここは鯨漁の街。
ということで鯨料理があれこれあります。
そのなかで今回のお目当ては「くじら給食」なるもの。
おお、昔、給食で出ていた鯨の竜田揚げが食べられるとな!
さくっと注文して待ちます。
さあ、来ました来ました。
懐かしいアルマイトの食器に入った給食です。
年季が入ってるのはベコベコになってるんだよね。
先割れスプーンかないのが残念なところ。
メインディッシュはもちろん鯨の竜田揚げ。
でも記憶にあるものとは違うな?
昔のはかりん糖のような形で冷めてて硬くて美味しくなかったよね。
今思えば生姜醤油に漬けてあった鯨肉を揚げたものだったのかな。
でもこれは温かくて柔らかくて美味い!
こんな美味いクジラの竜田揚げなんぞ給食では出たことねーぞ!?
すんなり噛み切れる柔らかさと肉と魚の中間の美味さ、素晴らしいです。
ただし、残念ながら量は少なめ。
休んでいるクラスメイトがいてもお替わりは無しだ。
くぅぅ、いつまでたっても育ち盛りの僕ちゃん、こんな量じゃ足りないよ!
主食のコッペパンは温かい。
温かいパンなんぞ給食では出たことねーぞ!?
ジャムとマーガリンで頂きましょう。
ジャムとマーガリンが出たことなんてねーぞ!?
出るときはどっちか片方だけだよね。
そして冬はマーガリンがガッチガチに固まってて食べられないの。
それだけじゃ寂しいので鯨の竜田揚げサンドを作って食べましょう。
給食の時はいつもこうやっておかずをパンに挟んで食べてたっけ。
基本的に好き嫌いの無い私ですが、牛乳は好きじゃあない。
だからいつも友達に飲んでもらってたっけ
そして今日も同じく友達におしつけちゃおう。
汁物はわかめスープ。
熱々で器を持てないや。
年に2,3回、配膳時に給食係が汁物のバケツをひっくり返すのはお約束だったよね。
デザートにはオレンジ。
ここは冷凍みかんが欲しかったな。
ご馳走様でした。
くじら給食、堪能いたしました。
でも、どうせならあの冷えて硬い給食のくじら竜田揚げを完全に再現して欲しいな。
あれ、一所懸命噛んでいくと旨味が出てくるんだよね。
「真・くじら給食」ということでいかがでしょう?
ちなみにこれ、限定10食です。
でもここに来る観光客でこれを頼んでいる人は皆無。
そりゃそうだ、観光地での貴重な1食をこれにする酔狂な客はそうそういないよなぁ。
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