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第2回嬬恋万座ヒルクライムに出場した 激走編

日記

前回からの続きです。
第2回嬬恋万座ヒルクライムに出場した 前日~当日朝編


第2回嬬恋万座ヒルクライムに出場した 逡巡編
第2回嬬恋万座ヒルクライムに出場した 逡巡編
前回からの続きです。 第2回嬬恋万座ヒルクライムに出場した 前日~当日朝編




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雨はどうやらやんできたようだ。
このまま天気がもってくれればいいなぁ。
このスタート地点から計測地点までは約2km。
その区間はパレード走行ということでゆっくり走ります。
本来ならこの沿道に応援の人達が詰めかけるはずなんだけど、雨が降ってるし、そもそも道が狭いしで、結局応援してくれたのは10人ほどだったね。
こんな雨の中、応援してくれて有難うございます。


koihill03_02
一般道をゆっくりゆっくり走ります。
上からクルマが降りてくるのも怖いところ。
気温は19度だけど、雨と風で体感気温はもっと下だ。
ちなみにパレード走行の距離は約2km、標高差は110m、平均斜度は5%ほど。
レース本番よりもこのパレード走行の方がキツイという話があるぞ。


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ここが本当のスタート地点。
下に敷いてある緑のラインを通過すると計測が開始されます。
一斉スタートじゃないのであんまりレースっぽくないですね。


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スタートから約4km地点の嬬恋プリンスホテルを通過。
最初の1kmあたりは平均勾配が9%と、このコースでは一番の難関。
だから最初はあまり張り切らずに行くのが正解ですね。

序盤でガーッと行っちゃった結果、ここら辺でヘタれてる人も。
そして雨はだんだん強くなってきた。
これではダンシングはヤバそうだ。
シッティングオンリーで走行しよう。



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スタートから約5km地点の料金所が第一関門。
ここを規定時間までにクリアしないと強制リタイアとなり回収されます。
しかし、スタート時間が遅れたために、何時が規定時間なのかわからないな?
予定では11時に関門閉鎖だけど、私が通過したのは11時6分あたり。


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雨は更に強くなっていく。
しばらく走っていると後ろから大きい声が。
「頑張って!」「頑張って!」「頑張って!」
おお、大会MCの白戸太朗さんが皆を励ましながらグイグイ登っていくぞ。
一人一人に声をかけながら登るのは大変だろうなぁ。


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雨は更に強くなり、道路は川のように水が流れている所も
そしてスタートから約11km地点の嬬恋牧場が第二関門。
愛妻の鐘があるところですね。
寄って鳴らしていきたいところだけど、肝心の妻は万座のホテルで待っているんだよね。
ちなみにトイレや給水所などもあるので、ちょっと休んでからまた行くのも可能。
なお、この前2kmくらいはほぼ平坦のコースなので、かなりスピードが出せる。
でも雨の中スピードを出すのは怖い・・・



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激しい雨が降る中、黙々と走り続けていたら残り3km。
この時点で時間は11時40分あたり。
実は今回泊まった万座高原ホテルのチェックアウトは12時。
スタートが遅れたためにチェックアウトまでに部屋に帰るのは無理そうだ。
部屋に残してきた家族はどうしてるかな~
12時にチェックアウトできるようにうまく用意してるかな~
残りの距離やタイム以上にそっちが気になってしかたない(汗)


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いよいよ残り1km。
最後の3,4kmあたりは比較的傾斜が緩いためにスピードを出しやすい。
まだ脚が残っているのでグッとスピードを上げたところ、道路の中央線にあるヒビにタイヤをとられてスリップ!
危ない危ない、落車するところだったよ(滝汗)
やっぱり調子に乗るとロクな事がないな。


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そしていよいよゴール!
ゴール前スプリントはダンシングで!
と、その時視界に入ったのは・・・・あれ、妻がいる!?
なんとこの雨の中、万座高原ホテルから2km以上も歩いてきてゴールで待っててくれた!
ゴールした喜びとサプライズで私は半泣き状態。
ありがとう、愛してるよ!!!
ちなみにこの画像は妻が持っていたビデオカメラの映像。
残念ながら私のゴールシーンは撮れなかったけどね。


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あ~、終わった終わった。
そしてぞくぞくと出走者がゴールしていきます。
ここから表彰会場までは約2kmの下り。
ゴールした人達が軽快に下って行くのを横目に妻と相合傘でてくてく歩いていきます。
あ~、終わった、終わった。
火照った身体に冷たい空気が心地良いね。
ちなみに宿は追加料金を払って延長してくれたって。
良かった良かった。


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約20分歩いて表彰会場に到着。
ここで預けた荷物を受け取ろう。
この頃には身体も冷えてきたので寒いこと寒いこと・・・
また歯がガチガチ震えてきたぞ。



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とりあえずは温かいものを頂きましょう。
バナナに笹まんじゅう、コーンスープに甘酒、それにとうもろこし。
ううう、身体に染みこんでいくぜぇ~
他にはキャベツとおしるこもあったよ。


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しかし温かいものを食べても寒さは増すばかりで身体の震えは止まらない。
ここで他のメンバーと会いたかったけど、このまま濡れた衣服を着続けるのは危険だ。
一刻も早くホテルに帰って着替えなければ風邪を引くこと間違いなし。

部屋に帰ってすぐに温泉に入る。
冷えた身体を優しく温めてくれる翡翠色の温泉、ああ、最高だ・・・
これが無かったら確実に風邪引いてただろうなぁ。
今回は悪天候だったため、宿は万座にとって大正解だったね。
下山待ちの間に風邪を引くこと間違いなしだよ。
また、預け荷物に乾いた着替えが必要だったかな。
いずれにせよ、雨の日に走る装備はしっかり準備しないといけないね。
いろいろと勉強になりました。


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その後は草津経由でのんびり帰宅。
午後になって少し晴れてきたね。
ああ、楽しかったなぁ。
終わってしまえば辛かったことや苦しかったことは全部忘れちゃうよね。


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さらに帰りの山の中では鹿に遭遇。
なんとなく幸せな気分で帰りました。



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ということで私の初のヒルクライム出場となった第2回嬬恋万座ヒルクライムは終了。
現地で会った皆さん、ありがとうございました&お疲れ様でした。
走る前と後はすごく大変だったけど、結果的にはとても楽しく走れましたね。
天気が良ければ更に楽しかっただろうなぁ。


ちなみにこの大会、申し込み人数は1300人ほどで、実際に走ったのは950人くらい。
4人に1人はDNSだったんですね。
私は初参加の勢いで出走しちゃったけど、冷静に考えたらかなりリスクは高かったと思います。
しっかり雨装備をしてきた人達でさえ大変だったわけだから、雨装備なしの私が無事に帰ってこられたのは幸運だったはず。

次回、同じ状況なら迷わずDNSだな。



コースは平均勾配が5%とのことだけど、実際には2%と8%が混在しているイメージ。
アップダウンがあって、アウターで30km/h超えで走れる区間もあります。
前半のほうがキツく、後半はけっこうハイペースで走れるかな。
大会側は初心者向けを謳っているけど、初心者は前半を乗りきれるかがカギかも。
でも休める区間はけっこうあるので、無理せずマイペースで行けば完走は比較的楽な気がします。



タイムは65分くらいで予想よりもちょっと早かったですね。
今回は心拍数を一定に保つという課題を持って走りましたが、これもちゃんとクリアできました。
ゴール時の余力を考えると、後半はもう少しペースアップ出来たかな?
でも、何と言っても無事に帰った来られたことが一番です、ハイ。



     
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この記事を書いた人


肉とジャンクフードをこよなく愛する男。本職は籠原の不動産屋さんです。
【籠原の不動産屋さん】紀ノ国商事株式会社
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