熊谷市新堀「道の駅かごはら」のマンガ肉(メガマックス)とその他肉

憧れの食べ物ってありますよね。
それも子供の頃に見た、アニメに出てくる食べ物に対する憧れは未だに心の奥底にくすぶっております。
私は「銀河鉄道999のビフテキ」「ドラえもんの栗まんじゅう」「ギャートルズのマンモス肉」「カリオストロの城のミートボールスパゲティ」などかなぁ。
いや待てよ？
憧れとはいえ、自分は大人になったし、平成も終わろうかというこの御時世だ、どれも食べる気になれば食べられるじゃないか！

道の駅かごはら

今回やってきたのは17号バイパス沿いに2018年4月1日にオープンした「道の駅かごはら」です。



広大な敷地に雄大な自然と数多くの商業施設があり、世界最新最大の道の駅となっています。
その面積は東京ドーム2000個分もあるとのこと。



全エリアをいくつかに分け、それぞれのエリアごとのテーマで構築されています。
ここは南欧エリアで、他に北米エリア、南米エリア、アフリカエリア、原始時代エリア、アスランエリア、ネオコウベシティエリアなどがあります。

ご当地グルメ

さて、道の駅と言えばご当地グルメ。
この日はオープン日ということもあり、中は凄まじい人混みです。
どのブースも余裕で1時間以上の待ちだけど、アレを食べるためには引き下がれない。

マンガ肉(メガマックス)

2時間並んでようやくゲットしたのはマンガ肉(メガマックス)です。
おおお、憧れのマンガ肉！！
希少な籠原牛と籠原豚を贅沢に使用した一品とのことで、メガマックスは通常価格3800円のところ、オープン記念で今日だけは800円という大盤振る舞い。
サイズは他に小、中、大があります。
建物内のテーブル席は満席だったため、アスランエリアのオアシス周辺のベンチで頂きます。



メガマックスの名の通り、大きさと重さは尋常じゃない。
大きさは私の握り拳2個分以上はあるかな？
重さはおそらく1kgはあると思う。




それにしても・・・この金属の串が豪快にぶっ刺さった塊は一体何なんだ？
もちろん肉なのはかろうじて分かるけど、内部がいったいどういう構造なのか、外からはまったくわからない。
ただ、そのビジュアルと炙られた肉の美味しそうな香りが周囲に漂い、他のお客さんの注目度はめちゃくちゃ高い。



マンガ肉というからにはそのままかぶりつきたいところ。
でも写真を撮って皆様にお見せするとなるとビジュアル的に問題があるので、最初はナイフとフォークで頂きましょう。



ごつい外見とは反対に、肉はナイフで簡単に切れるほど柔らかい。
端っこをスパッと切り取りってみよう。
む、肉は2種類あり、外は豚バラのようだ。



切り取った肉片を豪快に口に放り込む。
おお、柔らかくてジューシー！
どうやら牛モモみたいだぞ。



じっくり低温で仕上げたのだろう、しっとり柔らかで極上のローストビーフみたいな味と食感だ。
各種ハーブで味付けされているのか、とても爽やかな風味で、さっぱりしつつも赤身の旨味がぎゅっと封じ込められている。
そしてなんと言ってもこのデカさ厚さ重さ！
これだけの肉塊を一人で全部食べられる機会は滅多に無いぞ。



逆に外の豚バラはコッテリガッツリ系。
ニンニク醤油っぽいタレで漬けられた豚バラをローストビーフに巻いてある。
さっぱりローストビーフに足りないジャンク度をこの豚バラの脂が補っている。
一緒に食べると味も食感も肉喰ってる感もMAXだ。
封じ込められた牛と豚の脂と肉汁が、俺の魂を過去最大級に興起させる。
さあ、後は串を手にとって思い切り齧り付こう！
手や口が脂まみれになるのを気にするようではマンガ肉は喰えん！



ふう、ご馳走様でした。
いや～、超満足超満腹です。
ずっしり重い胃袋、それに反して羽の生えたかのような心。
まさか買い食いでここまで肉で胃袋を満たすことができようとは！
ブラボー、マンガ肉！！
夢が叶いました！！
欲を言えば串は金属ではなくて骨だと完璧だったね。

その他肉料理

フードコートには他にもいろいろ魅力的な肉肉肉が。
世界中でここでしか食べられない籠原牛尽くし！
これは素晴らしい、是非とも全種類食べたいところです。
なお、この「道の駅かごはら」は4月1日のみの限定営業とのことなので充分注意してください。