ある日、親父から「ちょっとこれ見てくれ」とPCを見せられました。
すると日本郵政からのメールが3通。
拝啓
配達員が注文番号XXXXXXXXXXXXXの商品を配達するため電話で連絡を差し上げたのですが、つながりませんでした。
従ってご注文の品はターミナルに返送されました。
ご注文登録時に入力していただいた電話番号に誤りがあったことが分かりました。
このメールに添付されている委託運送状を印刷して、最寄りの郵便局-日本郵政取り扱い郵便局までお問い合わせください。
敬具
郵便局-日本郵政:
〒780-1991
東京都港区芝浦4-13-23
なになに、なにやら通販で買ったものの受け取りができなかったために持って帰ったのか。
それじゃあ・・・って、普通は不在者通知がポストに入ってるんじゃないの?
いや、そもそも親父は何も通販で買ってないし、何かが届く心当たりもないとのこと。
だから「私宛のが親父のPCメールに来たんじゃないのか?」と親父は思ったそうです。
私はこの日はたまたま本人確認が必要な郵便物を待っていました。
ああ、それじゃあ、あの書類の件か。
本人確認だと家族でも受け取れないのかな。
でもおかしいな、なんで自分じゃなくて親父のPCメールに?
そもそも熊谷郵便局じゃなくて港区芝浦の日本郵政?
更にお問い合わせ番号が添付のzipファイル?
どう考えてもおかしいな?
調べてみたところ、これはいわゆる迷惑メール。
どうやら去年の12月に流行ったものが、今ふたたび流行っているようです。
とにかく不審な添付ファイルは開かないことと、安易にリンク先にアクセスしないことですね。
ちなみに住所は芝浦海岸郵便局、郵便番号は該当なしっぽいですね。
タイトル:日本郵政を装った迷惑メールについて
http://www.japanpost.jp/information/2015/20151218114836.html
しかしまあ、「迷惑メール」って言い方は緩いですよね。
明らかに攻撃する意図があるんだから、迷惑程度じゃ済まされない。
「脱法ハーブ」が「危険ドラッグ」に変わったように、的確な名前をつけてほしいものです。
過去最高傑作の迷惑メール
ストーリーがある大作迷惑メール!?その1ストーリーがある大作迷惑メール!?その2
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