痛チャリを作ろう 後編

痛チャリを作ろう 後編
前編からの続きです。
4月のマイナー錬その1 痛チャリでアキバに行こう!

4月のマイナー錬その1 痛チャリでアキバに行こう!
GWの序盤の日曜日である4月28日、月一恒例のマイナー錬は行われた。

首尾よく秋葉原についた我々。
痛いチャリとジャージの一行に注がれる観衆の目。
四方八方から突き刺さるその視線は痛くもあり快感でもある。
と言うほどには誰も気にしていない感じだけどね。
さすがは秋葉原。

さて、到着したのはいいけれど、この自転車をどこに停めようか?
この人混みの中、走るのはもちろんアウト。

路上駐輪と言う手もある。
が、それは違反だし、そもそもあまりにも危険だ。
秋葉原ではロードバイクの盗難が多発しており、普通のワイヤーロックなんかでは簡単な工具で一瞬でバッサリ。
ちょっと目を離した隙に持っていかれちゃうのは日常茶飯事とか。
高価で軽く転売しやすい高級自転車は窃盗団にとっては扱いやすいブツだ。
私の自転車や機材は高価なものではないけれど、それでもこんなところに置いておいては速攻で持っていかれてしまうだろう。
却下。

それじゃあ有料駐輪場はどうだろう?
きちんと前輪がロックされるし、さらに自前の鍵をかければOKか?
とんでもない!
これは誰でもお金を入れれば外れちゃうんだよね。
さらに駐輪場内は薄暗くて人目につきにくく、監視員がいるわけでもない。
さっと持っていくにはもってこいの場所だ。
一部では「窃盗団のショーウインドー」と言われているらしい。
却下。

こんなこともあろうかと輪行袋を用意していた。
輪行袋とは自転車をある程度分解して梱包できる袋。
これなら持ち運びができるし、お店にも入れるし、バスや電車にも乗れる。
多少の不便さはあるが、盗難の可能性は無い。
ふっ、真田さんと呼んでくれ。

いや、でもさ、この人混みの中、デカイ輪行袋を担いで通れるか?
無理無理、絶対無理!
そして秋葉原のお店は狭い上にやっぱり大混雑。
入れるわけがない。
却下。

となればここしかない。
やって来たのは秋葉原駅の東側にあるヨドバシカメラだ。

ここにも有料駐輪場がある。
利用料金は400円で、ヨドバシで5000円以上の買い物をすると無料だ。

駐輪場は地下6階にあるため、そこまではエレベータで行きます。
このエレベータは大きいので、自転車と運転者合わせて4台は一度に乗れるぞ。
出入り口はそこだけなので、セキュリティ面は比較的高いはず。
さらに入り口には監視員が常駐、内部には監視カメラがある。
もちろん絶対ではないけれど、ここなら何とか大丈夫だろう。

その上でしっかり自前の施錠しておこう。
取り外しの容易な機材は持っていくことにする。
よし、それではアキバの街中へGOだ!
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