もう15年も前かなぁ、神奈川県の高津駅の近くにマイナーな牛丼屋があったんだ。
仕事でそっちに行った時に時々寄ってさ、確か「どん亭」という名前だった気がする。
そこは牛丼とカツ丼とカレーを出す店で、「牛丼&カレー」の「牛丼カレー」というメニューがあってね。
「牛丼とカレーを同時に食べられるなんて夢の様なメニューじゃないか!」と思ったっけね。
今日のネタはすき家です。
すき家といえば「3種のチーズ牛丼」「わさび山かけ牛丼」「白髪ネギ牛丼」など、開拓者精神(フロンティアスピリッツ)溢れるバリエーション豊かな牛丼が特徴だよね。
そして今回は「カレー南蛮牛丼」を出してきたぞ。
私はカレーが好きだ。
私は牛丼も好きだ。
じゃあ、そのふたつを混ぜたらどうなる?
牛丼+カレーというと、通常メニューの「牛あいがけカレー」があるよね。
これはカレーのご飯部分を牛丼化した、冒頭で言った「牛丼カレー」と同じタイプ。
でもこれって正直に言うとさ、個人的にはどちらの良さもイマイチ発揮できない感じで、評価としては1+1=1.5くらいになっちゃうんだよね。
カツカレーが1+1=3以上になるのに対し、これは満足度もコストパフォーマンスも宜しくない訳だ。
で、今回の「カレー南蛮牛丼」、今までのとは違う。
牛丼の上にカレールーをぶっかけたタイプだ。
うわぁ、さらにリスク高くなってるじゃん!
でも恐る恐る注文。
いつもならメガ盛りだけど、今回はビビって大盛り。
そして丼を前にちょっと悩む。
これ、スプーンで食べるべきかな?それと箸かな?
香りはまさしくカレー南蛮そのもの。
香りは確かに美味そうではあるが、果たして味の方は?
いっただきまーす!
お、味もまさしくカレー南蛮だな。
ダシの効いた、いわゆるそばうどん店のカレーだ。
味は若干濃い目。
うんうん、普通に美味いな。
具は長ネギや油揚げなど。
これもカレー南蛮っぽいね。
そして一番の懸念、牛丼との相性はどうか?
結論から言うと、牛丼にかけても全く違和感はない。
食べるとカレー南蛮の味が口の中に広がり、その下から牛丼の味がにじみ出てくる。
カレーと牛丼の両方を味わえ、しっかり1+1=2以上になってる。
うんうん、やるじゃないか。
辛さはそれほど無いため、もの足りなければ唐辛子を振ればいい。
ここら辺はカレー南蛮うどん・そばと同じ感覚だね。
紅生姜は・・・ちょっと合わないな。
ふう、ご馳走様でした。
想像した以上の出来栄えでした。
食べ終わった後に考えた。
俺は牛丼を食べたのか?
それともカレーを食べたのか?
う~ん、それは結局よく分からない(笑)
なお、このカレー南蛮牛丼のカレー部分はトッピング扱い。
だから大盛りにしようがメガ盛りにしようが量は変わらないはず。
その点は注意ね。
そして期間限定商品のため、食べるなら早めにね。
ちなみに「どん亭」、今調べたら神奈川に2店、沖縄に4店あるのみ。
おお、高津店は今も健在か!
久しぶりに行きたいなぁ~
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