今年の桜、もう咲き始めているところはありますね。
明日には風も収まりそうだから、ふらっとどこかに走りに行ってみようかな。
それじゃあ今日は桜の名所の話題をいってみましょう。
場所は栃木県の大平山の山頂近くの謙信平。
行ったのは紅葉の季節でしたけど、桜の名所として有名のようです。
ここで上杉謙信もビックリした関東平野の広さを一望しよう。
今日は自転車で来ていたのでここで一休み。
紅葉の新蕎麦&だんご・厚焼玉子ライド
https://cycle.kagohara.net/2014/12/19165.htm
そしてここはいくつかのお店が並んでいます。
それじゃあその「栃木家」におじゃましてみましょう。
店頭には懐かしいお土産品がずらずらと。
今でもあるんですねぇ、こういうお土産。
もちろん木刀もあったよ。
おみやげ屋さんかと思いきや、中で食事や軽食も楽しめます。
おだんご、玉子焼き、焼き鳥、有平糖、橡餅大福、大黒棒。
有平糖と橡餅大福は初めて聞いたな。
各種定食にうどん、そば、みそおでんやモツ煮など。
かなりのメニューがあります。
今回はおやつの時間なので主食系はパス、軽めのをいくつか頼んでみましょう。
さあ、来ました来ました。
玉子焼き、焼き鳥、みそおでん、おだんごの4種類です。
まずは玉子焼きから。
黄金に輝く厚焼き玉子にたっぷりの大根おろし。
くぅぅ、タマランですな。
外はきゅっと、中はふわふわ。
出汁と砂糖の味が口の中に広がります。
うんうん、素晴らしいです。
この玉子焼きが焼きあがったと聞けば川中島の合戦も中断するレベル。
続いて焼き鳥を。
脂とタレで褐色に照る焼き鳥が三本。
ケシカラン、実にケシカランですな。
一口かじれば柔らかなモモ肉がむにゅっと。
そして醤油味がキュッと効いているタレ。
てっきりコテコテに甘いのかと思ったら甘味はそれほどない。
これは毘沙門天ですら白飯が欲しくなること間違いなし。
味噌おでんもいっちゃおう。
分厚い三角柱形のコンニャクにたっぷりの味噌ダレ、ため息が出ますなぁ。
基本は3本で一皿だけど、バラでも注文OK。
玉子焼きと焼き鳥で喜んだ舌に味噌ダレも味あわせるとは贅沢な。
その昔、武田信玄が塩がなくて苦しんでいた時、上杉謙信が味噌ダレを贈ったのは戦国時代の美談として語り継がれている。
最後におだんごを。
白いのは米粉の白だんご、緑のはよもぎの草だんご。
あんこはこしあんとつぶあんの両方があり。
だんごとあんこの組み合わせは自由に選べます。
串に刺さっていないだんごって珍しいな。
サイズは小ぶりだけど弾力が強くて粘度は低いタイプ。
だからあんこと一緒に食べると満足感は高い。
これぞ上杉謙信公家訓十六ヶ条のひとつ「舌に甘味ある時は心和らかなり」である。
ふう、ご馳走様でした。
こういうお店でこんなに色々なものが食べられるとは思わなかったよ。
満足満足で御座います。
なお、この玉子焼きと焼鳥はこの付近の名物のようです。
だからどのお店でも出しているとか。
こりゃあ食べ比べも熱いな!
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