皆さん、こんにちは。
早速ですが発表させていただきます。
以前に私がGレシオという概念を当学会にて発表したことは記憶に新しいところ。
言うまでも無いが、Gレシオとはおかず1品でご飯を何杯食べられるかを表した数値だ。
おかず1品でご飯を2杯食べられればGレシオは3だし、ご飯半分で1品を食べきってしまう量だと0.5になる。
あくまで「いかにご飯を美味しくたくさん食べられるか」という定食の一面にのみ使用できる数値だ。
今日はその続きを語らせて頂こう。
やって来たのは初めてGレシオ理論を確立させた「中華菜館」だ。
過去の記事を見てみると、昼に来たのは一度だけ、それ以外は全部夜。
そして今日もやっぱり夜。
個人的には非常に珍しいケースだ。
酒を飲まない私は定食系一択。
今日は何の定食にしようか?
麺と炒飯のセットも捨てがたい。
むむっ、ランチタイムにはホイテー(回鍋肉定食)があるのかっ!
これは不覚!
昼も来なければっ!
ということで、大抵の場合は麻婆豆腐定食を注文するわけだ。
メインの麻婆豆腐にご飯、ラーメン、サラダ、そして小鉢。
ご飯のお替わりも出来るぞ。
お、ご飯茶碗がでかくなっている!?
画像ではそれほどわからないかもしれないけど、ちょっとした丼になっている。
以前の茶碗は小さめだったからコレは助かる。
相変わらず麻婆豆腐はたっぷりだ。
今日は醤油っぽい味が強いな。
Gレシオは・・・あれ、ご飯茶碗の大きさが変わったから、Gレシオは変化してしまうな?
これでは理論に矛盾が・・・
以前から指摘されていたが、Gレシオ理論の問題点はご飯の絶対量にある。
「ご飯の量:おかずの量」であるため、ご飯茶碗が小さければGレシオはアップするし、丼飯だと逆にダウンする。
しかし、実際に食べてみると、丼飯のほうがお腹いっぱいになるのは間違いない。
なので、「満腹・満足度」という、定食の本質的な評価が揺らいでしまうことになる。
そもそも、Gレシオは一品のおかずの持つ戦闘力を示した値であるはずだ。
なのでここで新たなGレシオ理論を展開しよう。
まずはご飯とおかずの量をそれぞれ数値化する。
Gポイント(ご飯ポイント:GP)=標準的なご飯一杯分(約140g)との比率
OZポイント(おかずポイント:OZP)=そのGポイントを消費できる常識的なおかずの量
と定義する。
この麻婆豆腐定食に当てはめてみよう。
まずはご飯、丼飯になったことにより、これだけでもGPは1.5~2.0はあるだろう。
そして麻婆豆腐の1/3をご飯に載せ、麻婆丼を完成させる。
麻婆豆腐1/3で麻婆丼1杯ということは、麻婆豆腐全部で麻婆丼3杯分はあるということだ。
となるとOZPは3だ
そしてOZPxGP=Gレシオとする。
結果、この麻婆豆腐定食のGレシオは4.5~6.0あたりとなる。
要するに、この麻婆豆腐一品でで普通のご飯茶碗だと4.5~6杯の白飯を喰えるということだ。
これはすごい値だぞ。
この新たなGレシオ理論により、その定食のご飯の量に左右されずに、おかず一品の評価ができるようになった。
しかしまだこの理論も完成には程遠いだろう。
例えばご飯お替わり不可の場合の評価などは今後の課題だ。
以上が私、カゴハラ学園教授ダニエルからの発表でした。
皆の活発な議論を期待して、今日の発表を締めさせて頂きます。
ご静聴、有り難うございました。
そしてご馳走様でした。
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