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熊谷市葛和田「妻沼グライダー滑空場」の県民グライダー搭乗会 前編

埼玉のイベント・スポット

去年の秋のある日、我が家に一通の手紙が届いた。
なになに、熊谷市からだって?
税金の未納でもあったかな?
ドキドキしながら開けてみると・・・


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おおおおおおおお!!!!!
グライダーの登場会の当選通知じゃないか!!!!

とうとう当たったぜ!!!!
熊谷市民20万の競争を勝ち抜いた!!!
いったい何回ハガキを出したことだろう・・・


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ということでやってきました。
ここは妻沼・・・
作戦地区名 エリア407!
時間は午前10時、天気は曇り。


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まずは入隊・・・じゃなくて搭乗手続きだ。
ここでは誓約書にサインしなければならない。
健康状態がどうこう、落ちる可能性があることを認識がどうこう、ってやつだ。
ここはよく読まないといけないぞ。
ヘタにサインすると中東の外人部隊でパイロットにさせられちゃうからね。


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かかる費用は保険代の1000円。
死亡時に3000万円の保険がおりるぞ。
確かエリア88の自己都合除隊に対して請求される違約金は150万ドルだったはず。


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私の搭乗は4番目。
まだ1番目の人が飛んでいる最中のようだ。
一人あたり7,8分の搭乗時間らしい。
てことは準備も含めて30~40分後に私の番かな?
ドキドキするね。


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今回搭乗するのは機体番号JA211M、通称めぬま号
純白の期待に緑の文字が眩しい。
残念ながら尾翼にユニコーンやラビットヘッドは描かれていない。
心のなかで「これが俺の新しい翼・・・」なんて妄想しながら待つ。


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もちろん体験搭乗以外のグライダーもバンバン飛んでいるぞ。
学生さんのグライダーが多いみたいね。


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お、3番目の人が飛ぶみたいだぞ。
めぬま号は2人乗り。
前席にパイロット、後席に体験者が乗るぞ。
色々と説明を受けているみたいだね。


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説明が終わり、めぬま号を滑走路に押していきます。


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グライダーはエンジンがついていないため、こういうウインチでワイヤーを引っ張って離陸します。
凧揚げと同じ要領だね。
カタパルトじゃなくて残念。


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滑走路でワイヤーに接続。
離陸準備完了!
甲板員が片膝ついて「Go!!」とやってくれるわけじゃないけど、見ててテンションあがるぜ。


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するするっと離陸。
うわぁ、あっという間に飛んでいっちゃった!



これが離陸場面の動画。
めぬま号じゃないけどね。



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しばらく待ってたらめぬま号が帰ってきた。
これまたするするっと着陸。
滑走路に固形燃料で誘導灯を作って欲しいところだ。


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さあ、いよいよ私の番だ!
まずは操縦席の説明を受けます。
もちろん私が操縦するわけではないのですが、計器の読み方くらいは知らないとね。


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速度計で、これが昇降計・・・ふむふむ
OK,大丈夫だ。
この日のためにエリア88を読み直してきた俺に死角はない。


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操縦席に潜り込みます。
さすがに操縦席、スペースに余裕はないね。
初陣とあって操縦桿を握る手が震える・・・
あ、もちろん飛行中は操縦桿を握っちゃダメだけどね。
あと乗るときに頭をぶつける人が多いようなので注意。


glider1-18
5点式のベルトを締めて、いざ出発!
生きて滑走路を踏める運はすべて聖天の神まかせ!!



中編へ続く!


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この記事を書いた人


肉とジャンクフードをこよなく愛する男。本職は籠原の不動産屋さんです。
【籠原の不動産屋さん】紀ノ国商事株式会社
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