7,8月は雪くまばかり記事にしていたので、他のグルメ記事がたまりにたまっています。
時系列的にはかなり前後しますが、徐々に放出して行こうと思います。
今回のネタは地元ではなく、赤羽のお店。
朝からお酒を飲んでいる店として有名だ。
知る人ぞ知る(?)名作「孤独のグルメ」でも有名な店でもある。
孤独のグルメ 【新装版】
この漫画を知っていると、今回の記事は楽しめることだろう。
赤羽にはずっと昔からちょくちょく行っていたので、その存在は知っていた。
が、容易には立ち入れないその雰囲気のため、少年、青年時代の私は当然スルー。
そしてあれから随分と年月もたった。
私ももう、この店に入ってもいい歳になった。
そうだ、あの店に行ってみよう。
行ったのは午前11時、間違っても午後の11時ではない。
店はすでにほぼ満席で、お客さんは本当に朝から飲んでる。
この時間に飲んでいる人たちは、いったいどんな生活をしているのだろう?
ここで漫画のセリフを一発。
「俺は・・・夢でも見ているようだ・・・・」
でもアルコールは一人3杯までで、酔っ払って騒いでいる客が居ないのはとてもよい。
もちろん酒を飲む客だけではなく、食事客も混在している。
店内にはこれでもかと張られたメニューの数々。
下町らしい、元気の良い店員さんたちと客との会話を聞いているだけでも面白い。
見物だけしているわけにはいかない。
私は「うな丼」と「鯉のあらい」を注文。
店員さんによると「可愛いうなぎ」が載っているとの事。
注文して数分で出てきた。
うな丼は肝吸いとお新香付きで、うなぎが非常に香ばしい。
小ぶりで薄めだが、この値段を考えれば上出来といえるだろう。
ご飯は粒が立っていて美味しい。
丼物のご飯はこうでなければいけない。
タレは多くも無く少なくも無く、ちょうど良い量。
うなぎの大きさから見てご飯が余るかと思ったが、そんなことはなかった。
お新香は紅しょうが、カブ、奈良漬の3種類も入ってる
うん、美味い。
これで750円なら大満足だ。
「鯉のあらい」はさすがに自信メニューだけあって、真っ白な切り身が美味しそうだ。
酢味噌をつけて口に入れると、しっかりとした歯ごたえ。
うん、これも美味いぞ。
残念ながら、楽しみにしていた「いくらのどぶ漬け」は無かったが、これだけ食べれば満足だ。
それにしても「まんぷく重(2700円)」が凄く気になる。
張り紙を見ると「ご飯・うなぎ・ご飯・うなぎ」のようだ。
いつか頼んでみたいもんだ。
他にもいろいろ魅力的にメニューがあった。
それらに後ろ髪を引かれつつ、私は店を後にした。
まだ12時前、本当に夢を見ているようだった。
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