お知らせ
2024.04.02

最賃生活の体験1か月、ほとんどお手上げ

2009年度の最低賃金の引き上げ論議が国で始まる中、労働組合「全大阪労働組合 総連合青年部」のメンバーが、予想される引き上げ後の額(時給765円)に基づいた 生活を1か月体験。 「さらに金額をアップしなければ生活はできない」として11日、JR大阪環状線 全駅でビラを配り、時給1000円以上とするよう訴えた。 大阪府の最低賃金は現在748円で、生活保護の時給換算より17円低い。大阪地方 最低賃金審議会が昨年、格差解消を求めており、765円に引き上げられるかが焦点に なっている。 同労組では引き上げ後でも暮らしが成り立つかを確かめるため、メンバーの男女20人 (22~41歳)が3月、時給765円で週40時間働いたとして月13万3000円 で生活。一人暮らしの7人は全員、また親などと同居し、家賃が基本的に不要だった 13人のうち、8人も生活費が不足した、という。 一人暮らしをした会社員男性(28)は1日2食計1000円以内で挑戦したが、 5500円オーバーし、「生活を楽しむゆとりはまったくなかった」と話した。 
以前に企画を見て、なかなか面白そうだと思ったのがコレ。
最低賃金で1ヶ月生活すると言う、TVのネタにもなりそうなものでした。
でも実施する団体を見ると・・・期待は出来ないかな?と思ってました。
そして予想通りの結果が出てました。
こういうのって出費の詳細を出さないと意味無いと思うのですが・・・
それにしてもツッコミどころがいっぱい。
1日2食計1000円以内って、まだまだいけるだろ(怒)
全食外食でもしてるのか?
一人暮らしはともかく、親と同居で生活費が不足したっていうのは?
どんな生活しているのか、詳細を出してみろ!
田舎と都会では違うかもしれないけど、これじゃ説得力無いだろ。
所詮、結果ありきのぬるい調査としか見えません。

労働者としては賃金は上がったほうが良いです。
そこそこ働いて、そこそこの生活が出来ればいいのです。
私だってそう思います。
労働者の賃金が上がらなければ、不動産業界、特に住宅の売買は成り立ちません。
ハッキリ言って、私にとっても死活問題です。

でも結局のところ「競争相手は誰か」ってところが一番重要な点です。
現在の産業の空洞化は、安価な海外の労働力にシフトしたためで、これはそもそも外国との競争です。
なぜ仕事が無いのか、なぜ給料が安いのか、その原点を考えなければ解決できっこありません。
上のPDFには「時給1400円」なんて書いてありますが、そんなことしたら人員が削減され、正社員のサービス残業が増えるだけでしょう。
その点を見ずにこのような表面的な事をやったって、何の意味もないどころか全労働者の首を絞めるだけだと思います。
親の収入が減っているのに、子供の小遣いを値上げするようなものです。

日本は人間以外の資源がない国です。
それでもなぜ日本がここまでやってこれたのか、すべての人が良く考えるべきです。
好景気を体験していない世代はある程度解っていると思いますが、光り輝く未来が約束されているなんてことは断じてありません。
いつか、誰かが良くしてくれるなんてこともありません。
それは自分達で戦って、勝ち足らなければならないのです。


ちょっと熱くなっちゃいましたね。
頭を冷やすために今日は草刈りに行ってこよう。
余計熱くなっちゃうかな?


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コメント

  1. ダニエルさん より:

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    わらしべさま
    住宅系の不動産業者は厳しいですね。
    普通に働いて、普通に家を買えるようになってくれれば良いんですけど。
    今までの時代が良すぎたのかなぁ?

  2. わらしべ より:

    SECRET: 0
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    今の世の中、 厳しい状況ですね!!!

    不動産業界もどこに行っても大変だといいます!!

    経済状況がよくならないと不動産も動きませんね(;一_一)