熊谷の名前を持つ花を見に行きました。
近くにあるのに行ったことが無かったので、天気の良い日に出かけてきました。
場所は熊谷市三ヶ尻の幸安寺です。
中では色々な花と新緑が萌えています。
熊谷草(クマガイソウ)とは蘭(らん)科で、ふくらんだ唇弁を熊谷直実が背負った母衣(ほろ)に見立てて命名されたものです。
独特な形で、決して派手な花ではありません。
直射日光が当たらないような、しっとりとした場所に咲く、儚くも優しげな花。
寺内には他にも色々な花が咲いています。
残念ながら、花の知識はほとんど無いので「きれいだなー」と思うだけで名前は分かりません。
まあ、花の美しさに言葉は野暮というもの。
しばしご覧あれ。
帰ろうとするとどこからか一匹の猫。
この子のマイペースっぷりに思わず破顔。
寺に猫は似合います。
ここは外とは時間の流れが違うようです。
お陰様で、とてもゆったりとした時間を過ごせました。
たまにはこんなのもいいもんだな、と思いながら岐路につきました。
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