ゴールデンウィークも終わり、今日から平常生活に戻る人も多いでしょう。
楽しい休日を過ごせましたでしょうか?
私はとても充実した一日を過ごすことが出来ました。
5月5日、栃木県茂木市にあるツインリンクもてぎで「もてぎ7時間エンデューロ GW2013」という自転車による耐久レースが行われました。
ツインリンクもてぎは日本唯一のオーバル(楕円)コースとロードコースの2つの国際レーシングコースを持つサーキットで、国際レースも行われる場所。
普通はレーシングカーやバイクなどが走っているわけだけど、そこを自転車で走れる機会は貴重だ。
私はチームマイナーの一員として出場。
チームマイナーは「走る」そのものが目的と言うよりは、「食べるために走る」がメインなかんじのチームで、こういうイベントに参戦するのは初めての経験。
一応、3月あたりから土曜の朝練習を開始してみたものの、結局5人のメンバー全部が集まった練習日は一度もないというグタグタっぷり。
でもこの日のために作ったお揃いのチームジャージに身を包み、やる気満々のメンバーたち。
果たしてどんな成績になるのか、そもそも完走できるのか!?
今回は2,4,7時間の耐久レースがあり、それぞれソロやチーム、ロード、ロード以外など、細かくカテゴリー分けされている。
参加人数は約2600人、1400チームくらいが参加している大イベントだ。
参加者をぱっと見てもガチ勝負の機材ばかり目に付く。
ディープリムのホイールばかりでどれもお高そうですなぁ~
マジで「そのホイールだけで俺の自転車買えるよ」の世界だ。
午前7時からの試走が出来る。
全長約4.8kmの周回コースだ。
スタート後に斜度3%の坂があり、その後は基本的に下り坂と言うコース
だから全体的にスピードに乗って非常に気持ちいいコースだ
最高速度は余裕で60kmを超える
午前8時過ぎ、まずはキッズクラスのスタート。
キッズとはいえ、トップの選手は速い速い!
そして9時、4時間耐久クラスがスタート。
このクラスが一番ガチなのかな?
このクラスにソロで参加している人だけで約500人。
チームも合わせると800台近いスタートだ。
次はいよいよ我々のエントリーしている7時間耐久クラスがスタートだ。
第一走者はチームマイナーのリーダー、hatsuさん。
ガチ装備でガチ勝負の雰囲気の中、アキバ錬仕様の痛チャリで激走だ。
ちなみにチームマイナーは5台中3台が痛チャリ。
いや~、もっとコスプレや痛チャリがいると思ったんだけどなぁ。
みんなガチ装備ばっかり痛いチャリは全然いないじゃん・・・
9時3分、いよいよ7時間クラスのスタート。
やはりすごい人数だ。
リーダーがどの位置にいるか、全然確認できないや。
スタートから約10分。
レースはまだ始まったばかりで、走ってるみんなはまだまだ元気。
集団を形成してすごいスピードでかっ飛ばしています。
あんなのと一緒に走るのか(汗)
はっきり言ってビビってます。
私は今回、第3走者。
一人2周で交代と決めていたので、とりあえず5,6周目を走ることになる。
愛車はもちろんコレ、アキバ錬仕様の痛チャリ「萌え萌え前髪パッツン feat.マクロスFB7」号だ。
ちなみにホイールカバーは700g前後はあるため、非常に重い。
余計な負担が脚にかかり、こういうレースでは不利かもしれない。
しかし私は4月28日のアキバ錬で萌え萌えパワーを、5月3日の福山芳樹ライブで燃え燃えパワーを注入しているのだ!
9時40分過ぎ、さあ俺の出番だ!
突撃ラブハート!!!!
と、張り切って飛び出したものの、最初の坂でアップアップ。
重い、重いよ~~~
でもその後はガンガンスピードを出してぶっ飛ばす。
ちなみにだんだんレンズが曇ってきてるのは機器の熱のせいだとおもう。
その後、5人が2週ずつで合計10周走ったあたりでの順位をチェック。
7時間ロードのクラスに参加している161チーム中58位で、7時間総合で見ると325チーム中126位だ。
おお、真ん中より上じゃないか!
開始して1時間あたりの様子。
まだまだ先は長い。
11時ちょっと過ぎ、2度目の出番だ。
1回目でコツを掴んだため、今回はいきなり全力を出すようなことをせずに冷静に走ろう。
とはいえ、やっぱりコースに出ると熱血してそんなことは忘れちゃう。
全力で踏ん!踏ん!踏ん!
自転車で走る上で一番問題となるのは空気の抵抗。
単独で走ると空気抵抗を100%受けてしまうし、高速になればなるほど空気抵抗は劇的に増して非常にキツイもんです。
だけど前に人がいれば、その人が風よけとなって空気抵抗を大幅に減らせる。
そうなれば前の人の6~7割程度のパワーで走れちゃう。
だからこのようにみんな早い人の後ろについて走るんだね。
ちなみにこの動画の最後の方に出てくる大長列トレインにhatsuさんがちゃっかり混じってる。
チームマイナーの第2走者であるTOさんが走行中。
前述のとおり、このように単独で走行していると100%の空気抵抗を受け、スピードは思うように出ない。
しかし後ろにつくような速い選手が近くにいなければ単独走行するしか無い。
トレインに乗れるか乗れないか、それは運次第だ。
続く!
コメント