書類を捜していたら何やら見慣れぬ券が出てきました。
「片岡鶴太郎展’08」熊谷八木橋8階カトレアホールで3/27~31開催。
以前もらったこの招待券、すっかり忘れていました。
カレンダーを見ると今日は3月31日、おいおい今日までですか!
あわてて行って参りました。
とはいえ芸術にはまるっきり縁がない私、絵の良し悪しなど分かるはずも御座いませぬ。
片岡鶴太郎と言えば、芸術関係の活動をしていると聞いたことはありますが、実際にはボクシングと役者のイメージしかありません。
そういえば「腕に覚えあり」シリーズは面白かったなぁ。
会場に行くと、結構な人だかり。
随分人気があるのですね。
パンフレットをもらってさっそく見てみます。
いきなり竹の絵の屏風が出てきてビックリしました。
こんな大きいのを描くのですか!
これ、どれくらいの期間で仕上げたのでしょう?
見当もつきません。
これ以外にもたくさんの絵や陶芸品がありました。
彼のイメージとは全然別の、素朴で繊細な感じの作品でした。
帰ってからネットで少し調べてみると、彼の作品はあまり評判がよくないようですね。
素人に毛が生えたレベルというのがもっぱらの評価。
「鶴太郎の名前が無ければまったく売れない」「タダでもらっても飾らない作品」という意見も多いです。
そんなに違うものなのかね?
本当に素人でもこのレベルの絵が描けるのかなぁ?
私は絵は下手、字も下手、楽器も下手と、芸術的才能は皆無です。
そんな私はこれらの作品を見て純粋に「うまいもんだなぁ」と思いました。
おそらく「鶴太郎」の名前が無くても、良いと感じたでしょう。
まあ芸術に関する感性は100%主観なので、世間の評判は気にしないで、これでいいと思います。
プロにはプロの、玄人には玄人の、素人には素人の感性がありますからね。
せっかくもらった招待券、行って良かった。
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