幽霊と不動産

こんな仕事をしていると、よく聞くのが訳あり物件。
「交通の便が悪い」「日当たりが悪い」などの立地的な理由があるもの、
「近所にやばい人がいる」「嫌悪施設が近くにある」などの物理的に好まれないもの、
「死人が出た」「昔は処刑場だった」などの心理的に好まれないものなどがあります。
特に最後の心理的なものはほとんどの人が選択外になりますので、格安でも買い手がつかない事になります。
宅建業法では「重要事項説明」で「告知義務」というものがあります。
物件を売ったり貸したりするときには、物件について重要なことは正直に話さなければなりません。
例えば先例の「この物件で死人が出ました」のような、「コレを知っていたら買わない(借りない)よ」という事実でも説明しなければなりません。
そこで問題。「この物件には幽霊が出ます」という物件があった場合、説明は必要でしょうか?
コレは難しい問題です。
「死人が出た」ということなら、これは誰が見ても事実ですので説明が必要です。
しかし「幽霊」となると、客観的に見て、いるかいないかわかりません。
「客観的な事実」という観点では事実とは認められないので、説明の必要がありません。
とはいえ、私も「幽霊の出る物件」の話しはいくつか聞いたことがあります。
先日も来店したお客さんから具体的な場所まで聞いてしまいました。
私は幽霊をまだ見たことはありませんので、その存在については半信半疑です。
うちで紹介する物件には、そのようなものは無いはずですが・・・
とりあえず携帯にはお化け探知機「ばけたんストラップ」をつけてみました。
はたして効果はあるのでしょうか?
それと「出る物件」を知ってたら私に教えて下さいね。






     
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この記事を書いた人


肉とジャンクフードをこよなく愛する男。本職は籠原の不動産屋さんです。
【籠原の不動産屋さん】紀ノ国商事株式会社
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