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仲介手数料 値切れるの?

最後に仲介手数料についてもう少し。

「仲介手数料は払わなければいけないのか?」
たまに言われるのが「物件を紹介しただけで何十万円も取るのか」というものです。一般の方から見れば、紹介されただけで大金を支払うのは納得がいかないものなのかもしれません。
「手数料」というと「手間賃」「足代」のように聞こえてしまい、軽く見がちです。
しかし、「仲介」は「紹介」とは違います。
・物件の収集・販売活動
・売買条件の調整や交渉
・重要事項説明書の作成と説明
・売買契約書の作成と契約締結
・決済・引渡し
・間違いがあったときの保証
など、かなりの作業と責任があります。
紹介するだけでなく、その物件や契約に責任を持たなければならないのです。
一般の方同士の不動産の売買は、よほど法律や商慣習に精通していなければ危険です。不動産は人生においておそらく一番大きな取引です。間違いがないように、または間違いがあったときに責任を取れる不動産のプロは必要だと思います。きっちり払って、きっちり仕事をしてもらいましょう。



「仲介手数料は値切れるか?」
実は宅建行法で定められているのは仲介手数料の上限です。下限は決まっていません。ですから交渉しだいでは仲介手数料をゼロにすることも出来ます。
仲介手数料の額は不動産業者の責任とは無関係です。値切ったからといって、責任が少なくなるとはありません。
逆に言うと、不動産業者は予定より少ない手数料で、同じ義務・責任を果たさなければならなくなります。これは営業的にもリスク的にも良いことではありません。ですから、不動産業者はよほどのことがない限り、仲介手数料をまけることはしません。
その物件が売れ筋物件ならば、「それでは買ってくれなくて結構」ということになりかねません。
それよりは仲介手数料は値切らずに、物件価格を値切ってもらうように不動産業者に頼むほうがいいでしょう。不動産業者は「やる気」にさせ、味方にしたほうが得です。
また、購入するのが不人気な物件の場合は値切ってみるのも手です。不動産業者もチャンスを逃したくないため、値切りに応じる可能性があります。この場合は物件価格を値切ったあとで言いましょう。最初から言うと不動産業者はやる気なくします。
最後にもうひとつ。これはあまり言いたくないのですが、契約寸前に手数料の端数を値切ってみましょう。例えば52万円のところを50万円に値切るわけです。契約寸前のため、不動産業者は泣く泣く値切られるでしょう。ただし、良い対応をしてくれ、世話になった不動産業者にはぜひ気持ちよく満額を支払ってあげてください。手数料は仲介する不動産業者にとって唯一の報酬なのです。







     
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