籠原駅周辺の住環境について

3月は引越しのシーズン。
我らが籠原にもたくさんの人々が引っ越してきます。
土地勘のある人は自分に合った場所を探しますが、無い人はどこら辺に住めばいいのか分からないでしょう。
籠原はちょっとクセのある土地ですので、単純に「駅に近い」所が良いところとは限りません。
そこで今回は籠原駅周辺の住環境について説明します。
土地や賃貸物件を探している人は参考にしてください。

ご存知の通り、籠原駅はJR高崎線の始発駅です。
通常の籠原-上野はもちろん、湘南新宿ラインでは籠原-新宿、横浜、小田原まで直通で行けます。
都心に乗り換えなしの一本で行けるので、通勤には(時間はかかるけど)非常に便利。
その始発駅である籠原駅は「ちょっと待てば座れる」「終電に乗れば必ず帰れる」ということで、通勤する人には非常に人気があります。
ちなみに高崎線とは「高崎-大宮」間のことで、大宮以南は東北線に乗り入れと言う形になっています。

その籠原駅周辺ですが、正直言って何もありません。
若干のお店、あとは住宅と駐車場だけという廃れっぷり。
夜になれば駅前が一番静かという、不思議な街なのです。

逆に言えば熊谷駅周辺のように繁華街があるわけではないので、住環境は非常に良いと言えます。
酔っ払いがふらついていたり、怪しい呼び込みに声をかけられることもありません。

生活に必要なスーパーなどの商業施設は駅から離れたところにあります。
「駅に近いほど生活が便利」というのは、籠原では成り立ちません。
ここらへんは電車中心ではなく、車中心の社会として発達してきています。
なんだかんだいっても車は必要になるでしょう。

ですから「家は寝るだけ、通勤は電車」と言う人は駅近くに住むべきでしょう。
でもそれだけではない人はちょっと考えてみたほうがいいと思います。
「とにかく近ければいい」と言うわけにはいきません。
駅近くは生活には意外と不便です。

次回は「籠原の北と南の違い」について解説します。

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