自分でも不思議に思う事がある…
なぜ怖くないんだろう?
もしかしたら…落車でシャバとおさらばかもしれないのに!
だが…その問いかけと同時に、きまってでる答は…こうだ!!
疾走れ!!踏め!!おまえは自転車乗りだ!!
そうさ…おれは自転車乗りだ!!
前回からの続きです。
籠原歩人自転車部「あついぞ!熊谷 バーニングマンレース2013」参戦記 その1
午前9時45分。
さあ、いよいよスタートだ。
ポタガール埼玉の方々も一緒にローリングスタートで走り出します。
一斉にスタートすると危険なので、最初はゆっくり走りだし、途中でチェッカーフラグが振られたらスピードを上げるスタート方法ですね。
それでもこれだけの人数が一斉に走りだすのは圧巻だ。
今回は前回に比べて参加人数が多いかな?
2013 7 27 バーニングマンレース2013 その2 3時間の部 1周目
1周目の3/4くらいのところでいよいよチェッカーフラグが振られてスタート!
トップ集団があっという間にスタート地点に戻ってきたぞ。
うわっ、速ぇな!!
2013 7 27 バーニングマンレース2013 その3 3時間の部 2周目
2周目が帰って来た。
相変わらずトップは速いけど、さすがにだんだんバラけてきたね。
このコースはアップダウンこそないものの、狭いコース幅、悪い路面、そして急カーブありと、なかなか豪快に走るのが難しい。
ちょっと離されると追いつくのは困難だ。
お、カゴハラストライダーズBチーム第一走者のMさんは良い位置にいるぞ!
流石は前回も第一走者を務めただけはある!
Aチーム第一走者のひーくんもいたぞ。
おお、激走している!
エヴァのホイールカバーも目立ってていい感じだ。
Aチームは体力的にアレなため、約20分で交代。
第二走者はくるかめさんだ。
めんまホイールの萌力を見せつけろ!
Bチームの第二走者はチーム随一の若者、O君だ。
彼一人で我々の平均年齢を引き下げてくれている。
前回はいきなりパンクのトラブルに見舞われたが、今回は快調に飛ばしているね。
そしてAチーム第三走者、私の出番だ。
満を持しての登場と言いたいところだが、なんとなく決まった順番なんだよね。
2013 7 27 バーニングマンレース2013 その4 第1回走行
2周目に高速集団に付いて行こうとしたけれど途中でちぎれた・・・
ここでいきなり無理して脚を使っちゃったのは勿体無かったな。
Bチーム第三走者はらじまにあさん。
土曜日の朝練で一緒に走ったらあっという間にぶっちぎられたよ。
ところでBチームの調子はどうなんだろう?
でも自分たちで一杯一杯なのでよく分からないのが現状だ。
走者一巡したところで開始から約1時間が経過。
途中経過のリザルトが貼り出される。
はっきり言って去年よりも全体のペースはかなり速くなっている感じだ。
てことは順位も厳しいものになってるかも・・・
どれどれ・・・なにぃ!?
なんとカゴハラストライダーズBチームが11位だって!?
5時間ロードチームのカテゴリーで出場しているのは66チームなので、上位20%に余裕で入ってる!?
そいつはスゴイな!!
そしてAチームは25位。
おお、目標の「半分より上」には入ってるじゃないか!
とはいえ、まだ開始1時間だし、各チームの差はそんなに大きくはない。
ちょっと気を抜けばズルズルと順位が落ちていくのは目に見えている。
でも逆に言えばもうちょっと気合を入れれば、もっと上を目指せるんじゃないか?
ここはひとつ、ハッパをかけるとするか。
「おい、20位以内を目指すぞ!」
「えっ、いきなりそんなこといわれても・・・」
「そんなの無理っすよ・・・」
「ばかやろう、無理なんてことはない!! ここは黙って俺の作戦を聞け!! 1回走ってみてわかったことがある。その作戦とは・・・」
【ガンガン行こうぜ!】
【死ぬ気で踏め!】
【出力120%で走れ!】
【心臓が止まりそうなら交代していいぞ!】
どうよ、完璧な作戦だろ?
この通りにすれば20位以内は間違いないぜ!
呆れるメンバーたち。
しかし、キャプテンの命令は絶対なのだ。
デヤァァァァァァ!!!
熊谷市内にも届こうかという咆哮を放ち、脚も千切れよとばかりにぶん回す。
2013 7 27 バーニングマンレース2013 その5 第2回走行
・・・というほどは頑張っていないんだけど(笑)
まあ、他のメンバーの手前、頑張っているふりだけはしないとな。
そして12時過ぎ、午前の部である3時間の最後だ。
順番的に私の出番となった。
この後はしばらく休めるため、ここは全力で行くしかない。
2013 7 27 バーニングマンレース2013 その6 第3回走行
くっ、あともう少しであと1周できたか・・・
あと少し、もう少しだが、限界を超えてそれを出すのはとても難しいな・・・
ようやく午前の部が終わった。
しばしの休息タイムで昼食を取る。
なお、午前の3時間が終了した時点での順位は
Aチーム:43周で19位 ave34.33km/h
Bチーム:44周で11位 ave35.06km/h
というもの。
おお、予想以上の素晴らしい成績じゃないか!
これはどう考えても俺の作戦勝ちだな!
午後もガッチリ走ろうぜ!
続く!
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