熊谷と東松山を結ぶ407号線がありますよね。
この道ってよく通るんだけど、ここが407号なのに今更気がついたよ。
407号って熊谷警察署から北の太田に向かう道だけじゃなかったのか。
この407沿いには行ってみたい店がいくつもありますが、なかなか行く機会がないのが残念なところ。
今回行ったのはその407沿いにある中華料理店「たんぽぽ」です。
それはいいとして、なんというか味のある外見と内装だ。
雰囲気は加須のコロンバに似ている。
昔のロードサイドのレストランって感じ。
さっそく入店してメニューをチェック。
でもテーブルにメニューはなく、壁に貼ってあるものが全メニューみたいだ。
麺類、ご飯もの、定食、一品料理、種類は多くはないものの戦力は充分だ。
どれにするか悩ましいところだけど・・・
気になるのはやはり回鍋肉だ。
しかもこれだけは「丼」でもなく「定食」でもない「セット」になっている。
となれば今日はこれしかないな。
さあ、来ました来ました。
回鍋肉セットです。
たっぷりの回鍋肉にご飯、スープ、漬物のセット。
定食とセットの違いは・・・わからないけどまあいいや。
黒黒とした回鍋肉。
あまり見たことのないタイプだ。
これはドキドキワクワクしてきたぞ。
頂きましょう。
ん・・・んん~・・・んんん???
あれこれ、まったく辛くないぞ?
こんな回鍋肉は初めてだ!
豆板醤抜きでトウチジャンとテンメンジャンだけ?
う~ん、何と表現したらいいのか分からない。
酸味のない酸っぱさ(自分でも意味が分からない)、そしてその奥にある熟成された旨味。
なんだこれ、美味いじゃないか。
「温かい優しい丸い味」「尖ったところはなし」「まろやか」
そういう言葉が浮かぶ。
ご飯と一緒にワシワシと。
自分の知っている回鍋肉の旨味とは全然別の方向の旨味、なんとも不思議な回鍋肉だ。
妻はワンタンメンをチョイス。
まったく言葉を出さずに一心不乱に食べていた。
よほど美味しかったんだろうな。
そのことにはっと気がついて恥ずかしそうな顔をしていました。
ふう、ご馳走様でした。
回鍋肉は店の数だけ味がある。
そしてそれは大抵美味い。
今日もまた、新たな回鍋肉に出会えました。
この分だと他の料理も期待が持てるな。
次は何にしようかな?
コメント