東日本大震災の発生からもうすぐ2ヶ月。
被災地では今でも困難な生活を強いられている方々が多くいます。
また、TVではあまりやらなくなりましたが、原発は相変わらず非常に危険な状況です。
本記事は2011年のものです。
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しかし、ここらへんでの生活はもう元通り。
ガソリンも水もあるし、納豆やヨーグルトも手に入ります。
そうなってくるとだんだん薄れていくのが危機意識。
日本人は良くも悪くも「喉元過ぎれば熱さを忘れる」な民族です。
しかし、大規模な余震の可能性は今後数年はあります。
地震だけではなく、利根川と荒川に挟まれた土地で生活している我々には、洪水の危険性も常にあります。
ということで今回は熊谷と深谷のハザードマップの紹介です。
ハザードマップとは、自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したものです。
予測される災害の発生地点、被害の拡大範囲および被害程度、さらには避難経路、避難場所などの情報が既存の地図上に図示されています。
各自治体ではハザードマップを作成して公開しています。
各家庭に配布されているはずですが、見たことありますか?
かく言う私も今回初めて見ました(汗)
熊谷市
熊谷市は地震と洪水の2系統に分けて公開しています。地震の方は
1.揺れやすさマップ
揺れやすさマップは、地震が発生した場合の震度分布を算出し、50メートルメッシュ毎に震度を表したものです。
2.地域の危険度マップ
地域の危険度マップは、地震による揺れによって発生する建物被害の分布を、相対的に表したものです。具体的には、「揺れやすさマップ」で示した強さの揺れとなった場合に、建物に被害が生じる程度を「危険度」として表しています。この「危険度」は、50メートルメッシュ毎に、全壊する建物の割合を表したものです。危険度の数値が大きくなるほど地域の建物が受ける被害が大きくなります。
個々の建物の危険度を表したものではないことに注意してください。
3.液状化マップ
液状化マップは、市内の地形や地下水位などの地盤状況を分析し、50メートルメッシュ毎に地震が発生した場合に液状化を起こす可能性を表したものです。
に分けられています。
これを見ると
「市の東部は液状化の危険性が高め」-> 昔の洪水の影響かな?
「市の南西部は地震での揺れが大きい」-> 深谷活断層の影響かな?
なんてことが分かります。
地震ハザードマップ
http://www.city.kumagaya.lg.jp/kakuka/shochoko/kikikanri/oshirase/jisinmap.html
洪水の方は荒川版と利根川版に分けられています。
浸水想定区域及び浸水深や、氾濫時の避難場所について記述があります。
洪水ハザードマップ
http://www.city.kumagaya.lg.jp/kurashi/kankyo_sumai/bousai/floodsmap.html
深谷市
深谷市も地震と洪水の2系統に分けて公開しています。地震ハザードマップ
http://www.city.fukaya.saitama.jp/kurashi/kinkyu/bosai/hazadomappu/1391471481571.html
洪水ハザードマップ
http://www.city.fukaya.saitama.jp/kurashi/kinkyu/bosai/hazadomappu/1391468921819.html
深谷は地域ごとにかなり詳細なマップを作成して公開しています。
また「イザという時どうすればいいか」のページも詳細に公開されています。
ちょっと量は多いですが、今のうちにしっかり見ておきましょう。
それと、こんなものもあるんですね。
全国瞬時警報システム(J-ALERT)
ご指定のページは見つかりませんでした/深谷市ホームページ
www.city.fukaya.saitama.jp
全国瞬時警報システム(J-ALERT)で知らされる放送内容とは?
「緊急地震速報」や「東海地震予知情報」はいいとして、「弾道ミサイル情報」「航空攻撃情報」「ゲリラ・特殊部隊攻撃情報」「大規模テロ情報」なんてものもあるんですね。
確かにいざという時に知らせないといけないものだ。
う~ん、知らなかった。
ちなみに音は
お馴染みの「NHKチャイムの音」
エラー|NHKオンライン
www.nhk.or.jp
http://www.kokuminhogo.go.jp/arekore/shudan.html#siren
となっています。
こういうものは普段から意識していないと意味のないもの。
自分や家族の命を守るものですから、しっかり把握しておきましょう。
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