MJのイニシャルを持つ神を僕は2人知っている。
一人はマイケル・”エアー”・ジョーダン。
NBAで活躍した彼は、僕も最も好きなスポーツ選手の一人。
その超人的な体力、精神力、技術力、起こしてきた奇跡はまさに神だ。
昔、新宿アイマックスシアターでやっていた「Michael Jordan to the MAX」は何回も見に行ったものだ。
今でもそのDVDと帽子は僕の宝物。
もう一人は言わずと知れたマイケル・ジャクソン。
洋楽もダンスも知識はほとんど無いけど、彼が神であることはわかる。
友達と練習したムーンウォーク。
意味もわからずに口ずさんだ数々の曲。
中学の授業で見て衝撃を受けた「We are the world」のメイキングビデオ。
彼は今年、本当に天国へ行ってしまった。
そんな彼の映画が今、上映されています。
内容は今年ロンドンで公演するはずだったコンサートのメイキングビデオのようなものになってます。
たった2週間の上映期間とあって、昨日の夜に見に行ってきました。
コンサートの練習風景を編集したものなので、特にストーリーとかはありません。
だからこそ、集中して見ることが、感じることが出来ます。
正直言って受けた衝撃が大きすぎて「凄い」としか言いようがありません。
こんなに短く感じた映画は無い。
こんなに集中して見た映画は無い。
こんなに終わるのが悲しく思えた映画は無い。
今回はマナーの悪いお客さんは居なかったので、非常に集中して見られました。
ポップコーンを持ってた人もいたけど、食べるの忘れてたみたい(笑)
映画が終わり、劇場が明るくなるまで動けませんでした。
他の人も同様だったようで、帰路につくお客さんたちはほとんど無言。
おかげさまで十分に余韻に浸れました。
なんていうかなぁ、マイコーの凄さって、どんなに語ってもわからない人にはわからないんだろうなぁ。
僕がビートルズやプレスリーや石原裕次郎や美空ひばりの凄さが理解できないように、その時代、同じ時間で感じないと絶対にわからないものってあると思う。
僕にとってマイコーはたまたま同じ時代を生きることが出来た。
だからその衝撃や感動をリアルタイムで感じ、心に刻む事が出来た。
これは僕の宝物だ。
とにかく、ちょっとでも気になっている人は絶対に見に行くべきです。
これは家庭用のTVなどで見ても、その迫力の10%も感じることは出来ないでしょう。
絶対に映画館で見るべきです。
あと、劇場が明るくなるまでは席を立たないほうがいいよ。
ああ、絶対にもう一回は見に行くぞ!
追記
ちなみに通常劇場版以外にもIMAX版がある模様。
付近ではモラージュ菖蒲の映画館でやっているようです。
通常版より迫力があるとの噂あり。
次回はこっちに行って見よう!
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