今年で第14回目の深谷祭り、初めて行って参りました。
このお祭りは
深谷まつりは、天和年間に深谷城城主上杉氏が、宿場の繁栄を願って三社天皇を祭祀した三百有余年の歴史を持つ「八坂まつり」と「深谷上杉まつり」が合体して行われるまつり行事。まつりのメインは、みこしパレード、山車、屋台パレードなどで各種イベントが目白押しです。
とのこと。
24,25,26日を通して行われるお祭りですが、メインは25日となっています。
午後5時ごろに現地に到着。
メイン会場は深谷駅前。
深谷市役所に車を停め、ちょっと歩きます。
歩きはじめると、駅前に通じる道にお神輿が順番に進んでいます。
お神輿がちゃんと信号待ちしているのが微笑ましい。
駅前交差点では叩き合いステージがあり、すでにジャンジャン叩き合っていました。
それにしても何か普通のお祭りと違う。
なんか違和感を感じる・・・
駅前にはすでにいくつかのお神輿が到着済み。
これから駅前広場に順番に入場するみたいです。
駅前にはささやかな売店が展開されています。
そこで今回のお目当てのひとつ、武州煮ぼうとう研究会の煮ぼうとうを頂きました。
以前の深谷さくら祭りで食べた味が忘れられない!
こういうイベントでしか食べられないうえに、売り切れじまいなので、まずはゲット。
美味いうえに1杯300円と良心的な価格。
暑さもかまわず、汁まで飲み干しました。
ここのは特に汁が美味いんだよなぁ。
その後は駅前で順番に紹介される各町のお神輿を見学。
思ったより新しいお神輿が多いのには驚きです。
ここでは平成生まれのお神輿も珍しくありません。
歴史って言うのはこうやって作られていくんですね。
各町それぞれの特色と熱気で担いでいました。
そうこうしているうちに今度は屋台が集結。
屋台とお神輿、いったい何台あるんだ?
屋台と入れ違いになりながら、名残惜しいのですが帰路につきました。
そして最後に今まで感じていた違和感の正体に気が付きました。
ああ、そうか、夜店が無いんだ!
そしてそれに伴う人ごみも無い。
純粋にお祭りをやっている人と見ている人しか居ないんだなぁ!
行って見ての感想は、これは「市民の祭り」だってこと。
普通、お祭りには夜店がいっぱい来て、見物客もいっぱいというイメージです。
ちょっと前にやってた七夕祭りみたいなものですね。
でもこの深谷祭り、結構な大きさの規模にもかかわらず、夜店の類はまるでなし。
駅前に地元の人たちがやっている売店がちょっとあるだけです。
ですから見物客もそれほど多くなく、おそらく地元の人たちばかりです。
その分、熱気を直接感じ取る事が出来ました。
「ここに住んでいる人が、ここで祭りをする」
当たり前の事ですが、今回、それを改めて感じさせてくれました。
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