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国土交通省ネガティブ情報等検索サイトって知ってます?

国土交通省ネガティブ情報等検索サイトとは、国土交通省所管の事業者の過去の行政処分歴、すなわち「ネガティブ情報」を検索できるポータルサイトです。
今までは官報なんかに載るだけで、なかなか一般の人の目に触れることがなかったネガティブ情報が、簡単に見れるようになったというわけです。
平成19年10月1日からオープンしています。
こんなの知っていました?
私は恥ずかしながら先ほどの宅地建物取引主任者法定講習会で知りました。

このサイトは国土交通省が管轄している事業者が対象です。
その事業者とは以下のとおり。
◆新しく家をつくる事業者
一級建築士
建設業者
指定確認検査機関
建築基準適合判定資格者
登録住宅性能評価機関
◆家や土地を売る・買う事業者
宅地建物取引業者
不動産鑑定士
マンション管理業者
登録住宅性能評価機関

◆建設工事を行う事業者
建設業者
測量業者
建設コンサルタント
地質調査業者
補償コンサルタント
◆乗り物を使う事業者
鉄道事業者
バス事業者
タクシー事業者
船舶運航事業者
航空運送事業者
◆荷物を運ぶ事業者
トラック事業者
◆自動車を買う・整備する事業者
自動車整備事業者
自動車製作者等

公開対象の情報とは
1.全ての行政処分
2.個別の事業者に対する社会的影響の大きな行政指導
3.道路運送車両法違反に係る刑事告発
4.国土交通省直轄公共工事の指名停止
となっています。

情報公開期間は建設業者、宅地建物取引業者、指定確認検査機関、建築基準適合判定資格者、一級建築士は5年で、不動産鑑定士、バス事業者、タクシー事業者、トラック事業者は3年、その他の事業分野は2年となっています。

我々、不動産業者は正式には「宅地建物取引業者」といい、しっかりリストに入っています。
現時点でも何件かの処分業者の情報がが開示されています。
ということは宅建業者であるウチが万が一、行政指導なんかされた日にはこのサイトで晒され、全世界にバレちゃうわけでしょうか?

実は晒されません。
実は宅建業者は2種類あり、誰から免許をもらっているかで違います。
簡単に言うと、1つの都道府県だけで営業する業者は都道府県知事から、複数の都道府県にまたがって営業する業者は国土交通大臣から免許をもらいます。
ほとんどの業者は1つの都道府県だけで営業するので、都道府県知事免許です。
国土交通大臣免許は比較的大きな業者といえます。
ウチも埼玉県でしか営業していないので、埼玉県知事から免許をもらっています。
くわしくはこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/hana2002/7073979.html

勘の良い方はお気づきかもしれませんが、今回紹介した「ネガティブ情報検索サイト」の対象は国土交通省の管轄する業者です。
ほとんどの宅建業者は都道府県知事免許です。
ということはその都道府県が管轄していて、国土交通省には管轄されていません。
「ネガティブ情報検索サイト」の対象外なのです。
宅建業者の情報を知りたいという一般の人の観点においては、これではあまり役に立ちませんね。

ですから今後は都道府県知事が認可した業者も取り扱うようになりそうです。
業種や職種など、ジャンルを増やしていくことも考えられています。
まあ、悪い業者はバンバン公表してもらいたいと思います。
期待してますよ、国土交通省。







     
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この記事を書いた人


肉とジャンクフードをこよなく愛する男。本職は籠原の不動産屋さんです。
【籠原の不動産屋さん】紀ノ国商事株式会社
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コメント

  1. ダニエルさん より:

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    yoshiさま
    プロに対する信頼性がどんどん薄れていますからね。
    情け無いことですけど、仕方ないですかね。

  2. yoshi より:

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    こんにちは。○歯事件を踏まえたんでしょうかね。専門性の高い業種になると、素人には全く分からないので、こんなサイトがあると、業者選びの参考になりそうです。