賃貸物件を探すときの重要なポイントに設備があります。同じような地理や価格の条件の部屋が2つあって、片方はエアコンつき、もう片方はエアコンなしだった場合、たいていの人はエアコンありを選ぶでしょう。そんなときの知っているとお得な情報があります。
今、賃貸物件ではエアコン付がだいぶ多くなってきています。それ以外についているとうれしいものに「追い焚き機能」「ウォシュレット」「シャンプードレッサー」などがあります。最近では「システムキッチン」「浴室乾燥機」「床暖房」などがある物件もあり、分譲マンションと同じような設備になっているものもあります。
これらの装備は部屋の付随品であり、大家さんの持ち物です。借りる人は使用するだけで、所有権はありません。ということは、壊れたら(故意・過失はダメですけど)大家さんが修理することになります。借りている人にとっては買う必要も無く、直す義務もないため、とてもお得といえます。
大家さんにとっても、それらの設備は自分の財産で、次の人にまた貸すことが出来ます。設備の維持費用がかかるとはいえ、お客さんを呼ぶいいセールスポイントになります。空き部屋のままでいるより、設備投資して
お客さんを入れたほうが得です。
お客さんを入れたほうが得です。
設備を充実させることには貸主借主双方にメリットがあるわけです。
ですから、あなたが気に入った部屋にエアコンが無かった場合、「借りるのでエアコンつけてくれませんか?」と言えば、付けてくれる可能性は十分にあります。さすがに「システムキッチン」「浴室乾燥機」「床暖房」などは大きな費用と大掛かりな工事が必要なので、ちょっと難しいかもしれません。でもエアコンやウォシュレットなどは費用はそこそこ、設置も簡単なので、交渉してみる価値はあります。
それともうひとつ、その部屋の前の借主が、エアコン無しの部屋からエアコンありの部屋に引っ越した場合、その人が使っていたエアコンが残っている場合があります。照明やカーテンなども同様で、こういう部屋に当たったらラッキーかもしれません。こういうケースは物件情報には載らないので、実際に部屋を見てみないと分かりません。
基本的に賃貸の物件情報はその物件全体のものです。上記のようにそれぞれの部屋で条件や設備が違う場合は珍しくありません。気に入った物件で空いている部屋が複数ある場合、それぞれの部屋をチェックするのもいいかもしれません。また、物件情報では設備が不十分に見えても、なんとかなるかもしれませんよ。
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