7月2日(土)は鳩山町の地球観測センターの一般公開日。
この日は仕事の予定があるため、朝一番で行って、ざっと見て、そしてさっさと帰る必要がある。
かなりの強行軍になることが予測されるが、宇宙がオレを呼んでいるとなれば行かねばなるまい。
という訳でやって来ました。
現地着は午前9時。
さぞかし行列ができているかと思いきや、駐車場はガラガラ。
メイン会場の第一運用棟の前には人影すら無い。
う、ちょっと早くきすぎたか。
時間があるので周辺を見てまわろう。
まずは目につくのがこの巨大なアンテナ。
この「第4受信アンテナ」は地球観測衛星「だいち」のデータを静止衛星「こだま」経由で受信したとのこと。
「地球観測センター」とは言え、実際は鳩山町の山の中。
緑がいっぱいです。
お、別のアンテナがあるぞ?
あれは第3受信アンテナで、地球観測衛星「みどり」の打上げに合わせて1994年設置されたものです。
こっちのは第1受信アンテナ、海洋観測衛星1号「もも1号」の打ち上げに合わせて1985年に設置されたものです。
林の中で真上を向いているとなんだか秘密兵器みたいでカッコイイ。
ちなみに第2受信アンテナが見当たらないが、すでに撤去されたとのこと。
さて、第一運用棟の前に戻ってきました。
おお、もう人が並んでいるぞ。
時間は午前10時。
入場開始です。
内部は土足厳禁。
シューズカバーをつけて入ります。
最初の部屋は人工衛星の受信をリアルタイムで展示しています。
通路には色々な写真が。
東日本大震災の衛星写真には心が痛む。
ちなみにここは本来は仕事場なので、基本的に地味で殺風景。
3階に上がってみよう。
ここでは宇宙飛行士選抜試験にチャレンジできるぞ。
好成績を取ればJAXAからスカウトが来ること間違いなし。
張り切って行ってみよう。
まずはホワイトパズルにチャレンジしてみよう。
パズルといえば絵柄をあるのが普通だけど、これは真っ白。
「こんなパズル、完成させるのは無理ッス!」と言いたくなるが、これは忍耐力と想像力のテスト。
真っ白とは言え、25ピースで台座が付いていたので楽勝かと思ってやってみたら、結構めんどくさい。
ちなみに実際の選抜試験では「144ピースを3時間で」と出題されましたが、クリアした人はゼロだったそうです。
続いてロボットアーム操作訓練。
手元を見ず、鏡だけを見て、図柄からはみ出さないように鉛筆で線を書いていくテストだ。
図柄は難易度別で3通り。
私はもちろん最高難易度の星型をチョイス。
これをささっとクリアして宇宙飛行士への道を拓くぜ。
と、気合を入れてやってみたものの、これが難しいの何のって(汗)
あっちこっちに線が曲がる、曲がる。
線を真っ直ぐ引くのがこんなに難しいとは!
なんというか、頭と目と手が連動しないんだよね。
「こうなったら視覚はかえって邪魔、心眼で書くぜ!」と思ったりしたけど、そんな気持ちでロボットアームを操作されてはJAXAもたまらんわな。
なんとかクリアしてJAXAのキャラクター「ジャクマ」の飴を貰いました。
む、難しかった・・・
次回へ続く。
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