日本刀。
その響きには何か心をくすぐるものがあります。
所詮人殺しの道具でしか無いはずなのに、かくも美しい日本刀。
その美しさは世界に誇る芸術品でもあります。
「斬る」ということに一点集中し、洗練され、研ぎ澄まされたものが持つ魅力なのでしょう。
偉そうに色々言ってみたけどさ、日本刀は何というかもうロマンの塊だよね。
ジャパニーズカタナっすよ、サムライソードっすよ!
そんな日本刀の展示会が今、熊谷市立図書館で行われています。
揃った刀の数は40ほど。
色々な時代の刀が並びます。
たくさん作られた日本刀、でもかなりの数が失われています。
原因は戦争。
日本兵が戦地に持って行って失われた名刀は数知れません。
アメリカ兵が戦利品として持って帰った日本刀もたくさんあり、「アメリカの古ぼけた倉庫から名刀が!」という話もあるそうです。
また、戦後昭和20年にGHQは武装解除の一環として全国の日本刀を回収しました。
回収された日本刀は数十万点に及び、赤羽の倉庫に集積されました。
これを「赤羽刀」といいます。
2年後に一部返却されましたが、多くの刀は所有者不明であったため、国で保管することになりました。
その後、それらは平成7年に全国に譲渡されるようになります。
熊谷には10本の赤羽刀が寄与されました。
今回、その10本も展示されています。
こちらは有名なトリビアの泉での「日本刀vsピストル」の実験。
飛んでくるピストルの弾丸は日本刀に触れただけで見事に真っ二つ!
日本刀の鋭さは世界一ィィィィィ!
斬れんものは無いィィィィィ!
でも実はこの実験で使われている拳銃の弾丸は比較的柔らかいものです。
ですから他の国の剣でもこうなると思われます。
貫通性能の高い被覆鋼弾(フルメタルジャケット弾)だったらさすがにこうはならないでしょうね。
とはいえ、日本刀の切れ味を疑うものではありません。
日本刀は最強です。
余計な話でした。
展示会の期間は2月13日(日)まで。
熊谷市立図書館3階美術展示室にて開催中。
入場は無料です。
撮影は禁止なので、すべてをその目に焼き付けよ!
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