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ミカン130本を小学校に植え「所有権」主張

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この話、TVのニュースでご存知の方も多いと思います。
 宮崎県日向市の同市立幸脇小学校(島田尚人校長、22人)の運動場に、無断でミカンの苗木約130本が植えられていることがわかった。 市教委によると、植えたのは運動場内の土地の所有権を主張する近所の男性。25日に卒業式を行うが、運動場が使えない事態となっており、市教委は「早急に元に戻してほしい」と憤慨している。 市教委や学校によると、20日午前10時頃、教頭が登校したところ、男性ら4人が運動場に重機で穴を掘り、苗を植えていた。注意する一方、男性らが作業を続けたため、教頭が市教委や県警へ連絡。しかし、男性らは署員の説得も聞かず、約120本を植えた。22日にも約10本を植え、植えられた範囲は運動場の約半分に及んでいる。 男性は1987年頃から、父親名義の土地が運動場内にあると主張し、市教委に買い取りを求めていたという。運動場の土地の一部は所有権が登記されていないが、河埜和夫・市教委教育部長は「土地買収に関する記録が見つかり、買収は確認できた」と説明。「男性がなぜこんなことをしたのか、分からない」と話している。
2010年3月24日21時49分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100324-OYT1T00999.htm

不謹慎だとは思いますが、あまりにもシュールな映像と、さらにシュールな話の内容で吹き出してしまいました。
学校側は「市教委は「早急に元に戻してほしい」」「早急に元に戻してほしい」との話。
ニュースなどを見ると「変なオッサンが暴走してる珍事件」としか見えないこの事件ですが、ちょっと調べてみるとそうではなさそうです。

簡単に説明すると
市「登記簿上ではあなたの土地ですから固定資産税を払え」 男「あの土地は学校のものだから俺は払えないよ」 市「登記簿に載ってるのはあなたです。払わないなら財産差し押さえするぞ」 男「それじゃ実際に使っている学校がこの土地を買い取ってくれよ」 市「この土地は85年前に学校の物になってるよ」 男「じゃ何で俺が固定資産税払わなきゃいけないんだよ!おかしいだろ!」 ↑最初に戻るこれを延々とループした後、男「じゃあここは俺の土地だから、みかん植えたるわ!!」 ←今ここ
ということです。
うん、ミカンの苗木は悪くないですね。

男性側の主張によると
・問題の土地は自分の父親名義
・固定資産税を払い続けている
・市に訴えても、取り合ってもらえなかった
・固定資産税を払わないなら資産を差し押さえるといわれてきた
・市教委に土地の買い取りを求めてきた
とのこと。

この男性、1987年頃から父親名義の土地が運動場内にあると主張しており、以上が事実なら「市や学校に話をしても取り合ってくれないために実力行使に出た」という話になります。
いや実力行使も何も、自分の土地にミカンを植えているんだから、これは普通に家庭菜園を作っただけの話。
登記簿上の所有者は自分の父親で、固定資産税も自分で払っているとなれば、どう考えてもこれは自分の土地と考えられます。
何も悪いことはありません。
そうなれば逆に不法占拠しているのは学校側ということになります。

それに対し、市側は
・売買記録は残っている
と言っています。
あれ?
どっちが正しいんだろう?

民法176条で決められている通り、当事者の意思表示によって所有権は移転します。
極端な例では「売った」「買った」という口約束でも成立します。
もっとも口約束だけでは心もとないので、普通は証拠を残すために契約書を作ります。
今回、その証拠が市側に残っているようです。
ですから市側は「この土地は自分たちのもの」と考えるのは普通です。

とはいえ、学校そのものは売買にも所有権にも関係ないので、学校関係者には寝耳に水でしょう。
いきなりグラウンドにミカン植えられてビックリしたろうなぁ。

いろいろ書き続けていたらえらく長くなってきました。
明日に続きます。

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