久々に空手の話。
空手に限らず、武道や格闘技に対して言われるのが
「技を磨けば大きい人にも勝てる」
「技の前にはパワーは無意味」
などの、「技>力」という意見です。
逆に
「圧倒的なパワーの前には技なんて役に立たない」
「武道家よりボディビルダーのほうが強い」
「武道やるくらいなら筋トレしたほうがいい」
などの、「力>技」という意見もあります。
これってどちらが本当なのでしょうか?
空手に限らず、武道や格闘技に対して言われるのが
「技を磨けば大きい人にも勝てる」
「技の前にはパワーは無意味」
などの、「技>力」という意見です。
逆に
「圧倒的なパワーの前には技なんて役に立たない」
「武道家よりボディビルダーのほうが強い」
「武道やるくらいなら筋トレしたほうがいい」
などの、「力>技」という意見もあります。
これってどちらが本当なのでしょうか?
強さは「心技体」であらわせます。
「心」は”いざ”と言うときでも冷静かつ熱く戦える精神力。
「技」は効率的に体や力を使うためのテクニック、
「体」は筋力、持久力、耐久力、反射神経などとなります。
この3つの合計点が強さと言えます。
「心」は”いざ”と言うときでも冷静かつ熱く戦える精神力。
「技」は効率的に体や力を使うためのテクニック、
「体」は筋力、持久力、耐久力、反射神経などとなります。
この3つの合計点が強さと言えます。
例えば柔道や剣道などの高齢の達人には、体力あふれる若者ではまるでかなわないと言われます。
このケースは「体」は負けていますが、「心」と「技」で負けている分を上回っています。
ということは「技>力」が正解でしょうか。
このケースは「体」は負けていますが、「心」と「技」で負けている分を上回っています。
ということは「技>力」が正解でしょうか。
逆に熊や虎などはどうでしょうか?
ほとんど「体」が100%で、「心」や「技」なんてありません。
でも人間がどんなに鍛えても、生まれてから食っちゃ寝している動物園の熊や虎には勝てないでしょう。
ん?そうすると「力>技」ということかな?
ほとんど「体」が100%で、「心」や「技」なんてありません。
でも人間がどんなに鍛えても、生まれてから食っちゃ寝している動物園の熊や虎には勝てないでしょう。
ん?そうすると「力>技」ということかな?
結局のところ、「ケースバイケース」としか言いようがありません。
軽自動車にF1のエンジンを積んでも、性能を十分に発揮できません。
逆にF1のマシンに軽自動車のエンジンでも、やはり性能を十分に発揮できません。
軽自動車にF1のエンジンを積んでも、性能を十分に発揮できません。
逆にF1のマシンに軽自動車のエンジンでも、やはり性能を十分に発揮できません。
「心」「技」を極めるのはかなりの鍛錬と年月が必要でしょう。
「体」を極めるには持って生まれた素質と相当の鍛錬が必要でしょう。
どれをとっても、圧倒的となるほど鍛えるには相当の努力が必要です。
結局、一番効率いいのは「心技体」をバランスよく鍛えることだと思います。
「体」を極めるには持って生まれた素質と相当の鍛錬が必要でしょう。
どれをとっても、圧倒的となるほど鍛えるには相当の努力が必要です。
結局、一番効率いいのは「心技体」をバランスよく鍛えることだと思います。
コメント
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> ****さん
達人ですよね。
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robinnさま
もう柔道とJUDOは別物ですからね。
スポーツ性と武道性の両立は無理だと思います。
空手だって突き詰めれば人殺しの技ですから、それを使って競い合うなんて危なくてできませんからね。
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スネコタンパコさま
空手にも「空手に先手なし」とか「そこにいなければ戦わなくてすむ」といった考えはあります。
ただし、「力なき正義は無力」とも言えるので、力はやはり必要だと思います。
要は力の使い方の問題です。
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百姓oyaziさま
やっぱりどんなものでもバランス良いのが一番効率的です。
一点だけ突き詰めれば達人になれるかもしれませんが、一般の人には難しいですからね。
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すいません、酔っ払って書いたもので、字が間違ってしまいました。『醒酔笑』ではなく、『醒睡笑』が正しい。戦国時代の笑話集ですな。落語の原典になってます。非暴力についてはこちらを。
http://blogs.yahoo.co.jp/sunekotanpako/1483902.html
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最近の柔道は単なる戦いの協議になってしまい日本古来の柔道の良さが
国際大会では逆に敗因になってきているのが悔しいですね。
柔道と言うものの意義も技と一緒に磨いてほしいです。
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武力対武力ではなく、武力対無力の戦いの方にわたしはこころ引かれます。
安楽庵策伝の『醒酔笑』にこんな噺があります。
「墨染めの衣きて掛絡(から)をかけたる僧行脚す。また武士の馬上にて行くにあふ。かの僧愚鈍なり。覚えたることとては、『天下泰平国土安穏』、この一語の外は知らず。さるままかの侍をむずかしく思ひ、掛絡をはづしふところに入るる。即ち馬より飛び降り、『敵を見て旗を巻く時、如何』。言下に、『天下泰平国土安穏』と、武士問訊(もんじん)す。(運は天にあり。もちあわせたる竹槍にて大敵を払ったは。)」
坊主が行脚の途中、侍が馬に乗ってやって来るのに気付き、僧と感づかれまいと掛けていた掛絡[袈裟を小さくしたもの]をはずし、懐へ隠したのだが、侍、目ざとく見つけて、「敵と見て、ごまかして逃げようとする卑怯者め」と詰め寄るや否や「天下泰平国土安穏」といきなり言われたものだから、侍、泡を食って、何もいえなくなってしまった、といったところでしょうか。わたしのような金と力の無い色男は、このような非暴力の戦いをこそ習得しなければいけないなぁ、といつも思っています。
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自分の器量を知るべしですか。バランスこの一言に重みを感じますね。