母とのちょっとした会話の中で、「もりそば」と「かけそば」と「ざるそば」の違いについて考えてしまいました。
「かけそば」はわかります。
丼にそばと温かい汁が一緒に入っているものです。
これはさすがに母もわかりました。
「かけそば」はわかります。
丼にそばと温かい汁が一緒に入っているものです。
これはさすがに母もわかりました。
では「もりそば」と「ざるそば」の違いはなんだろう?
母は「ざるそばには海苔が載っていて、もりそばには無い。それ以外に違いは無い」と言います。
確か「ざるそば」と「もりそば」では値段がけっこう違うはずです。
海苔の有無だけでそんなに値段の差がつくのでしょうか?
気になって仕方ないので調べてみました。
こういうときネットは偉大です。
母は「ざるそばには海苔が載っていて、もりそばには無い。それ以外に違いは無い」と言います。
確か「ざるそば」と「もりそば」では値段がけっこう違うはずです。
海苔の有無だけでそんなに値段の差がつくのでしょうか?
気になって仕方ないので調べてみました。
こういうときネットは偉大です。
一般的な違いは以下の2点です。
・「ざるそば」は海苔あり、「もりそば」は海苔なし
・「ざるそば」は高く、「もりそば」は安い
・「ざるそば」は海苔あり、「もりそば」は海苔なし
・「ざるそば」は高く、「もりそば」は安い
え?
母の言うとおりなの?
海苔ってそんなに高価なの?
母の言うとおりなの?
海苔ってそんなに高価なの?
しかし、ちゃんと調べると違いが判りました。
「そば」は元々、せいろに載せたそばを、汁につけて食べるのが普通の食べ方だったそうです。
しかし、そばと汁を別々に食べるのが面倒な人がいます。
そういう人は、そばに汁をぶっかけて食べました。
これが「ぶっかけそば」から「ぶっかけ」に、さらに「かけ」と呼ばれるようになります。
こうなると「そば」という呼び方だけでは、区別がつかなくなります。
そこで従来の、せいろに盛って食べる方を「もり」と呼ぶようになりました。
これが「もり」「かけ」の違いです。
「そば」は元々、せいろに載せたそばを、汁につけて食べるのが普通の食べ方だったそうです。
しかし、そばと汁を別々に食べるのが面倒な人がいます。
そういう人は、そばに汁をぶっかけて食べました。
これが「ぶっかけそば」から「ぶっかけ」に、さらに「かけ」と呼ばれるようになります。
こうなると「そば」という呼び方だけでは、区別がつかなくなります。
そこで従来の、せいろに盛って食べる方を「もり」と呼ぶようになりました。
これが「もり」「かけ」の違いです。
それでは問題の「もり」「ざる」は?
ちゃんと区別している蕎麦屋さんもあるようです。
違いは以下の通り。
ちゃんと区別している蕎麦屋さんもあるようです。
違いは以下の通り。
・つけ汁が違う。もりがノーマルの汁で、ざるはデラックスな汁
値段の通り、もりは安いので普通のつけ汁です。
オーソドックスなのが醤油とだし汁をあわせたものです。
対して、ざるは昔は高価でみりんなどを混ぜた美味しいつけ汁にしました。
値段の通り、もりは安いので普通のつけ汁です。
オーソドックスなのが醤油とだし汁をあわせたものです。
対して、ざるは昔は高価でみりんなどを混ぜた美味しいつけ汁にしました。
・そば粉が違う。ざるは1番粉、もりは2番粉
使用しているそば粉が違います。
ざるに使用するのは高価で美味しい1番粉です。
もりは廉価な2番粉。
使用しているそば粉が違います。
ざるに使用するのは高価で美味しい1番粉です。
もりは廉価な2番粉。
・器が違う。ざるはざる、もりはせいろ。
現在、そばは茹でて食べますが、昔は違ったようです。
そばの質が悪いと、茹でたときに切れてしまったり形が変わってしまいます。
それを防ぐためにせいろに入れて蒸して食べていました。
ですから、茹でて、ざるに載せて食べられるそばは良い品質でないと無理なのです。
現在、そばは茹でて食べますが、昔は違ったようです。
そばの質が悪いと、茹でたときに切れてしまったり形が変わってしまいます。
それを防ぐためにせいろに入れて蒸して食べていました。
ですから、茹でて、ざるに載せて食べられるそばは良い品質でないと無理なのです。
これだけ違えば値段の差も納得です。
もりそばの上位品がざるそばというわけですね。
これ以外にも「もりそば」と「ざるそば」で違いを出している蕎麦屋さんもあります。
もりそばの上位品がざるそばというわけですね。
これ以外にも「もりそば」と「ざるそば」で違いを出している蕎麦屋さんもあります。
もともと、海苔はただの目印のようです。
しかし、現在ではきっちり区別して出す蕎麦屋さんは少ないそうです。
あー、すっきりした。
しかし、現在ではきっちり区別して出す蕎麦屋さんは少ないそうです。
あー、すっきりした。
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