不動産物件を調べる時に、ほとんどの人が気にするのが駅や学校までの距離です。
生活の基盤となるこの条件は、物件を購入する最重要条件のひとつとなります。
ですから、不動産物件の広告や資料にはたいてい「××まで徒歩○○分」と書いてあります。
生活の基盤となるこの条件は、物件を購入する最重要条件のひとつとなります。
ですから、不動産物件の広告や資料にはたいてい「××まで徒歩○○分」と書いてあります。
では実際にこの時間で目的の場所に行けるのでしょうか?
歩く早さは人によって違います。
年齢や性別、身長などでかなり変わってきます。
歩く早さは人によって違います。
年齢や性別、身長などでかなり変わってきます。
一般的には、人の歩く速度は
大人の男性 時速4.8km(1分で80m)
大人の女性 時速4.2km(1分で70m)
子供 時速3.6km(1分で60m)
だと言われています。
大人の男性 時速4.8km(1分で80m)
大人の女性 時速4.2km(1分で70m)
子供 時速3.6km(1分で60m)
だと言われています。
ちなみに2004年アテネ大会の20km競歩優勝記録は1時間19分40秒です。
時速にして約15.2km、1分に250m以上歩く計算になります。
これを基準にして、駅まで2kmあるのに「駅まで徒歩8分」なんて書かれたらたまりませんね。
時速にして約15.2km、1分に250m以上歩く計算になります。
これを基準にして、駅まで2kmあるのに「駅まで徒歩8分」なんて書かれたらたまりませんね。
ですから、不動産の広告の場合、「不動産の公正競争規約」と言うものがあり、その中で決められています。
実際に歩いて時間を計ったりはしないで、計算で算出します。
目的の施設までの道のりを80mを1分で計算しています。端数は切り上げです。
直線距離ではなく、最短の道のりです。
実際に歩いて時間を計ったりはしないで、計算で算出します。
目的の施設までの道のりを80mを1分で計算しています。端数は切り上げです。
直線距離ではなく、最短の道のりです。
例えば「駅までの道のり1000m」の物件について。
1000÷80=12.5分 → 切り上げて13分 → 「駅まで徒歩13分」
となります。
1000÷80=12.5分 → 切り上げて13分 → 「駅まで徒歩13分」
となります。
逆に「駅まで徒歩13分」と書いてある物件の実際の距離はどうでしょう。
13分と言うことは、端数は切り上げなので、「12分より多く、13分以下」です。
80×12=960、80×13=1040 → 「駅まで961m以上で1040m以下」
となります。
13分と言うことは、端数は切り上げなので、「12分より多く、13分以下」です。
80×12=960、80×13=1040 → 「駅まで961m以上で1040m以下」
となります。
ここで注意点。
信号の待ち時間や歩道橋を渡る時間、坂道などは考慮されません。途中で山があろうが谷があろうが、道さえあれば、地図上の80mで1分です。平坦な街なら問題ありませんが、坂が多い街などの場合、気をつけましょう。
さらに、駅の敷地までの道のりなので、実際に改札やホームまでどれくらいかかるかはわかりません。籠原駅南口などは改札まで遠いので、気をつけましょう。
信号の待ち時間や歩道橋を渡る時間、坂道などは考慮されません。途中で山があろうが谷があろうが、道さえあれば、地図上の80mで1分です。平坦な街なら問題ありませんが、坂が多い街などの場合、気をつけましょう。
さらに、駅の敷地までの道のりなので、実際に改札やホームまでどれくらいかかるかはわかりません。籠原駅南口などは改札まで遠いので、気をつけましょう。
最後にまとめ。
不動産物件に表示されている「××まで徒歩○○分」
「その土地から目的の施設の敷地に入るまでの最短の道のりを80m/分で計算したもの」なのです。
この速度は平地での大人の男性の平均速度です。
ですから、個人の歩く速度や道路事情、坂道なども考慮しないと実際の徒歩時間はわかりません。
例えば、「小学校まで徒歩10分」と書いてあったら、それは約800mあるということです。子供の足では13,4分かかります。
表示はあくまで目安だけにして、鵜呑みにしてはいけないと言うわけですね。
面倒でも必ず自分で確かめましょう。
不動産物件に表示されている「××まで徒歩○○分」
「その土地から目的の施設の敷地に入るまでの最短の道のりを80m/分で計算したもの」なのです。
この速度は平地での大人の男性の平均速度です。
ですから、個人の歩く速度や道路事情、坂道なども考慮しないと実際の徒歩時間はわかりません。
例えば、「小学校まで徒歩10分」と書いてあったら、それは約800mあるということです。子供の足では13,4分かかります。
表示はあくまで目安だけにして、鵜呑みにしてはいけないと言うわけですね。
面倒でも必ず自分で確かめましょう。
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