秋葉原のあの事件から1ヶ月以上が過ぎ、あれだけ騒がれていた事件も新たな事件に消され、すっかり聞かなくなりました。
非常に衝撃的な事件でしたが、人々の関心はすぐに新しいものへ移ってしまうようです。
非常に衝撃的な事件でしたが、人々の関心はすぐに新しいものへ移ってしまうようです。
本人の気持ちや背景、社会のあり方などの点はここでは触れません。
あのような状況になったらどうするか?という現実的な点を考えました。
凶器を振り回す人と遭遇したら、自分は何が出来るだろうか?
あのような状況になったらどうするか?という現実的な点を考えました。
凶器を振り回す人と遭遇したら、自分は何が出来るだろうか?
空手には対武器を想定している技があります。
私もいくつかの技を知っています。
しかし普段からよっぽど訓練していなければとっさの場合に出るわけがありません。
たとえばナイフに見立てた棒切れを持った素人相手に模擬戦をやってみても、なかなか無傷で制圧なんて出来ないものです。
ましてやいきなり刃物を突きつけられたら、冷静に対処できる自信はまったくなし。
私もいくつかの技を知っています。
しかし普段からよっぽど訓練していなければとっさの場合に出るわけがありません。
たとえばナイフに見立てた棒切れを持った素人相手に模擬戦をやってみても、なかなか無傷で制圧なんて出来ないものです。
ましてやいきなり刃物を突きつけられたら、冷静に対処できる自信はまったくなし。
武器相手に素手で戦いを挑むのはリーチも破壊力も違うために非常に不利で、そもそも無謀といえます。
ですから空手には武器術もあります。
ヌンチャクやトンファなどが有名ですね。
これならある程度互角に武器と渡り合えます。
かといってそんな武器を持ち歩けば、いざと言う時の前に職務質問されるのがオチ。
現実的ではありません。
ですから空手には武器術もあります。
ヌンチャクやトンファなどが有名ですね。
これならある程度互角に武器と渡り合えます。
かといってそんな武器を持ち歩けば、いざと言う時の前に職務質問されるのがオチ。
現実的ではありません。
となると走って逃げるのが一番か?
これなら最近は別府沼で走っているので自信があります。
そう簡単に追いつかれることは無いでしょう。
しかし自分ひとりならいいけれど、他にも人がいたら?
見捨てて自分だけ逃げるなんてことはできません。
これなら最近は別府沼で走っているので自信があります。
そう簡単に追いつかれることは無いでしょう。
しかし自分ひとりならいいけれど、他にも人がいたら?
見捨てて自分だけ逃げるなんてことはできません。
いろいろ考えていると考えは尽きません。
「こういう状況ではこうする」というのは武術の永遠の課題ですから、終わりは無いですね。
「こういう状況ではこうする」というのは武術の永遠の課題ですから、終わりは無いですね。
もうひとつ考えたのは、「もし事件が起こったあとに居合わせたら」です。
当時、1枚の写真を見ました。
数人の一般の方が倒れている人に救命措置を行っている写真です。
携帯で現場の写真をとっている人やTVカメラに向かってピースサインをしている人がいる中で、懸命に救命活動している人たちがいました。
私はこういうときのための救急法を知りません。
あの現場に居合わせたら野次馬にしかなりません。
これはいけない、と思いました。
当時、1枚の写真を見ました。
数人の一般の方が倒れている人に救命措置を行っている写真です。
携帯で現場の写真をとっている人やTVカメラに向かってピースサインをしている人がいる中で、懸命に救命活動している人たちがいました。
私はこういうときのための救急法を知りません。
あの現場に居合わせたら野次馬にしかなりません。
これはいけない、と思いました。
調べてみると消防署や赤十字で救急講習を行っているとのこと。
そこで今回は赤十字の講習を受けることにし、先日行ってまいりました。
そこで今回は赤十字の講習を受けることにし、先日行ってまいりました。
後半へ続く
コメント
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yoshiさま
技と心、両方ないといざという時に役に立ちませんよね。
心のほうはなかなか難しいけど、技のほうは学べると思って行ってきました。
問題は心のほうだな・・・
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熊谷人さま
いくら空手家とはいえ、現代人ですからね。
武器相手の訓練を本気でしている人なんて、警察官やボディガードだけ?
私なんか、落ち着いていても対応が難しいのに、気が動転してしまったら何も出来ないと思います。
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B級グルメ一直線さま
基礎講習なら一日で終わります。
AEDの使い方を知っているだけでも、いざという時に役に立ちますよ。
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百姓oyaziさま
血を流して人が倒れているのに携帯で写真撮ってるのは酷すぎますよね。
所詮、他人事なんでしょう。
でもそれは他人事ではなく、自分だったかもしれないんですよね。
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robinnさま
数回も役に立つとはすごいですね!
とても素晴しい事だと思います。
ん?でもそういう場に数回も居合わせるのは運が悪いのかな?
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おはようございます。仕事柄何度か救命講習は受けていますが、あんな場面に遭遇したら・・動転してしまって実行できる自信がないです。技術だけでなく、心も鍛えねば!って記事を読ませていただいて思いました。ダニエルさんえらい。
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赤十字で救急講習ですか!心がけがすばらしいですね。空手家でも常に訓練してないと武器を持った人間には、咄嗟には対応できないのですね。最近若者がキレる事件が多くて怖いですね。
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救急講習ですか、自分も受けてみようかな。
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無防備での攻撃はなすスベが有りませんね。ただ携帯で写真は人間として非常識極まりないですね。怒 ただその場面に出くわしたときに知識や技術がないとどうにもならんから講習は受けられればいいですね
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私も学生時代に日赤救急法の講習を受けました。
数回ではありますが交通事故直後の現場に出くわすなどで役に立ちましたね。
それと、意外だったのですが、息子たちのけがの時の応急処置にとても役立ちました。
男の子って骨折とか普通にやってくれますから。。。