熊谷市立図書館ネタが続きます。
「熊谷染の展示会」の隣では「熊谷の5つの歴史と美術展」をやっていました。
これは熊谷の歴史を古代、中世、近世、近代、現代の5つの時代ごとの資料を展示しているものです。
「古代」は市内から出土した土器などの発掘資料を展示しています。
縄文・弥生時代から奈良・平安時代あたりまでです。
あまりにも昔過ぎて「熊谷の歴史」といわれてもピンとこないような?
「中世」は熊谷次郎直実を中心とした資料の展示などです。
武士やお城が出てくる鎌倉時代から安土桃山時代あたりまでです。
成田、箱田、別府、奈良、玉井などはそれぞれそこを根城にした武士の名前が地名になったものです。
なんだか身近になってまいりました。
「近世」は江戸時代。
熊谷は中仙道の宿場町として栄えます。
ここらへんは商業的なものが多く、あまりドラマチックな話はありません。
さっと見て次へ。
「近代」は明治時代から戦争前まで。
文明開化です。
熊谷懸から埼玉県になったり、鉄道が開通したり、学校が出来たりで今の生活につながってきます。
大火事や震災もありました。
「現代」は熊谷空襲を中心とした戦争の時代。
実際に落とされた焼夷弾や、空襲を受けて破壊されたものなどが展示されています。
当時を知っている人も居るでしょう。
あと一日終戦が早ければ、このコーナーは無かったのかもしれません。
さらに「森村誠一コーナー」もありました。
熊谷に住むまでは彼が熊谷出身だとは知りませんでした。
彼の作品の中では「星の陣」「青春の源流」が好きです。
「星の陣」映画化しないかなぁ。
常設展示と書いてありましたが、今年度だけなのかもしれません。
少なくとも3月末まではやっているようなので、熊谷市民なら一度は行くべきかな?
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