特にサッカーの聖地でもない、ウェールズのミレニアム・スタジアムで行われたロンドン五輪のサッカー男子3位決定戦。
「なんだこの柴は!?」と言いたくなるボコボコのピッチでU23ジャパンは韓国を相手に大凡戦を繰り広げ、0-2で惨敗。
残念ながらメダルは逃しました。
いや~、それにしてもしょうもない試合でしたね。
全く見所なし!!
前日のなでしこが、負けたにもかかわらず素晴らしく清々しい試合だったのに対し、今回の試合はまるで逆。
中2日の連戦で疲労の局地の両チーム、さぞかしグタグタな試合になるかとおもいきや、やっぱりその通りに。
これが3位決定戦とは信じられないような、まるで盛り上がらない、見せ場のない、やる気の見られない、まったく面白くない試合でした。
あまりのつまらなさに、前半からウトウトしながら見てたよ。
あー、こんなつまらない試合は久しぶりに見た。
「韓国とやると勝っても負けても後味が悪い」というのがいつものことなんだけど、ここまで酷いとそんな気すら起きない。
パスは一応回せるけど、いつどこでフィニッシュに持っていくのか、そのアイディアがまるで見られない。
セットプレー以外では点が入る気配はゼロ。
頼みの永井も相手がガチガチに守ってれば走るスペースはない。
そりゃあ勝てないわな。
「パス回しが仕事」と言われた一昔の日本代表を見ているようだったね。
まあ、堅守速攻が取り柄のチームだから、相手がガーッと攻めて来ないとカウンターが打てないわけで。
それを相手チームにやられ、先制点を取られてしまったら打つ手なし。
相手が韓国なんだから、こうなることは分かっていたはずなのにね。
それにしてもまあ、1点目も2点目もしょうもない取られ方だったなぁ。
今までの堅守は何だったの?
韓国もとても素晴らしいチームとは言えない出来でした。
「これがベスト4のチームかよ・・・」という点では日本と同じ。
でも気合と体力の点で日本を上回りました。
まあ、大きな怪我人が出なかったのが不幸中の幸いとしか言いようがない。
とはいえ、ユニフォームを破られたり、流血者は出てるんだけどね。
0-0の間の韓国のラフプレーは怖かったけど、リードされてからは少し落ち着いた感じ。
逆に日本がリードしてたらどれだけの危険なプレーが出ていたか恐ろしい。
終わり悪けりゃすべて悪し。
負けるにしても負け方が酷すぎでした。
最後の最後にこれまでの成果をすべて台無しにするような試合を見せられては、絶望感しか残らない。
一応フォローしておくと、この過密日程では最後は走れなくなるのは分かりきってたこと。
なおかつこんなに酷いグラウンド状態ではパスサッカーは無理。
それに対応出来るだけの戦術が無かったわけで、選手だけが悪いわけじゃありません。
それでもここまで来れたことには素直に賞賛します。
この戦力でベスト4ですから、本当にスゴイです。
次につながるという点ではまるで期待できませんけど・・・
またこれで釜本がでかい面するんだろうなぁ。
メキシコ五輪の銅メダルを至高のものとしてさ・・・
なにはともあれ、これで一区切り。
お疲れ様でした。
コメント