ゴールが語りかけます。
強い、強すぎる。
サッカー日本代表。
2014W杯ブラジル大会アジア最終予選の第2戦、日本はホームにヨルダンを迎えて6-0で圧勝!
6点とったといえばフランスW杯最終予選の初戦、ウズベキスタン戦を思い出します。
あの時はカズが信じられないような働きで4点をゲット。
でも後半3点取られて6-3で終わった試合でした。
その試合では国立のゴール裏にいたけど、嬉しさの反面、不安もすごく大きかったのを覚えてるよ。
でも今回は違う、全然違う。
いや~、こりゃヤバイよ、マジヤバイ。
これ、最終予選よ?
ヨルダンだって勝ち抜いて上がってきたチームだよ?
それなのにこの実力差。
3次予選で苦戦していたことが信じられないくらいだよ。
もうね、縦横無尽、自由自在、自由奔放、 八面六臂、思う存分、好き放題にやらかしましたね。
真ん中から、右から、左から、セットプレーから、速攻から、遅攻から、どんなシーン、どんな所からでも容赦なく攻め立てました。
前半は見るものを魅了する怒涛の攻撃、ヨルダンは文字通り何も出来ませんでした。
私が相手の監督だったら開始15分で「だめだこりゃ」って言って帰るレベル。
前回のオマーン戦では「こんな日本代表を生きているウチに見られるとは」なんて感動したものですが、今回はそれの更に上を行っちゃいました。
文句なし!
マーベラス!!
ファンタスティック!!!
レギュラーメンバーの成熟度は素晴らしく、チームとして心技体ともに高いレベルにあります。
しかし、本田が下がってからは明らかに雰囲気が変わってトーンダウンしちゃいました。
そうなると「代わりのいない選手」が怪我でもしたらなんて思うとゾッとします。
特に今日の出来を見る限り、本田と遠藤は代わりがいないね。
それと長友のヤバさ度はますますアップ。
抜群の突破力、クロスの正確性、そして後半でもまるで衰えない運動量。
相手にしてみりゃ、こんなに嫌な相手もいないだろうなぁ。
ディフェンスは前回と同じく評価不能。
後半の序盤はちょっとだけ仕事がありましたが、ほとんどの時間はあまり仕事がありませんでした。
それは圧倒的な強さがあってこその話なわけで、それ自体は喜ばしいこと。
でもその分、経験値を積めてない訳で・・・
アウェイがちょっと心配です。
最高のスタートでしたが、そんなに楽観するわけには行きません。
最高の環境であるホーム2連戦、まだアウェイは未経験。
中東でのアウェイでこういうゲームが出来れば本物だなぁ。
でもいまの代表なら、灼熱の中東でも余裕で流せそうだ。
次回は12日、アウェイのオーストラリア戦。
ちなみにオーストラリアはオマーンとのアウェイ戦を0-0で引き分けました。
灼熱の中東でのゲームを終えた平均年齢31歳超えのオーストラリア、これから時差が6時間ある本国へ帰り、時差の殆ど無いない日本を迎え撃たなければなりません。
走れるのかよ、オーストラリア・・・
そしてどれだけ恵まれているんだ、日本!
ということで現時点でB組は日本が勝ち点6得失点差9で断トツトップ、他のイラク、オーストラリア、オマーン、ヨルダンはみんな勝ち点1です。
といってもオマーンやヨルダンが弱い訳でありません。
日本が圧倒的に異次元的に強すぎるだけですね。
怖いのは怪我とイエローカードだけ。
こりゃあ、順当に行けばかなり早い時点でブラジル行きが決まるな!
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