いや~、いつにも増してストレスの溜まる試合でしたね。
なんとかオウンゴールで先制したものの、ロスタイムに失策からの失点。
なんとなく嫌なムードでしたが、中国vsオーストラリアが0-1で終わったため、なでしこの2位以内が確定。
晴れてなでしこジャパンはロンドン五輪出場決定となりました。
今回もなでしこ達の調子はかなり悪かったように思います。
パスミスも多いし、こぼれ球も拾えない。
決定的に崩されるシーンこそ少なかったものの、全体的に押され気味。
パフォーマンスははW杯時の50%くらいに見えましたね。
それでもしっかり出場権を獲得したのは素晴らしい。
これで最終戦の中国戦は日本にとっては消化試合となりました。
しかし中国はまだ出場の可能性があるのでガンガン来るでしょう。
これはサブ組の経験値を高めるチャンス。
最後もしっかりがっつり行こう!
それと、オーストラリア、ありがとう!
それにしても今回の予選は厳しかった。
対戦順があまりに悪すぎましたね。
初戦は格下とは言え気力体力十分のタイ。
レギュラー組を休ませて苦戦、結局レギュラー組を投入せざるを得ませんでした。
第2戦は「とにかく日本に勝てれば後のことは知らない」とばかりの韓国。
日本戦にすべての力を注ぎ込んで散った韓国はその後はボロボロ。
そのため日本は無意味に消耗、本当に迷惑。
疲れのピークである中1日の第3戦はオーストラリア。
でも同じ日程のはずなのに、不思議と他の国って疲れてるようには見えない。
日本だけが異様に疲れてるんだよね。
何か他の理由があるのかな?
第4戦は上位対決の北朝鮮。
日本に負けることは勝ち点的にも将軍様的にも許されない。
日本の方は出場するのは相変わらずのレギュラー組。
疲れていて体は重そうで、とてもじゃないけれど全力ではプレーは出来てない様子。
案の定、プレーではミスが続出し、引き分けで終わったのはラッキーと言えるでしょう。
それにしても北の選手たちは異常なほどのフィジカルとパフォーマンスだなぁ・・・
ドーピン・・・いやいや、鹿の角パワーだろう。
そして最終戦は中国。
現時点で出場が決まったからいいようなものの、そうでなかったら・・・(ガクガクブルブル)
超アウエイのなかで中国とガチンコでやりあうのは恐ろしい。
ホテル、水、食事、練習場、観客、レフェリーなど、全部が全部敵と思わなきゃならないからね。
あーよかった。
改めて、オーストラリアありがとう!!
対戦順ばかりが悪いわけじゃない。
苦戦の一番の原因は何と言っても「控えの選手が機能しない」という点でしょう。
これは男子にも言えますが、レギュラー組の連携は良好だけど、サブ組が混ざるととたんにパフォーマンスが落ちます。
ということはレギュラー組を休ませることができないということであり、こういう短期集中決戦だとそれが大きく響きます。
これをなんとかしないと、真の王者とは成り得ません。
次の目標はオリンピックでの金メダル。
これからが本番です。
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