「俺の歌を聞けぇぇぇぇ!!!!!」
大きなスクリーンと強烈な音響で聞くこのセリフ、魂が震えたぜ!!
という訳で、今年はTVアニメ「マクロス」の30周年記念の年。
その一環として公開されている映画「マクロスFB7 銀河流魂 オレノウタヲキケ!」をようやく見てきました。
全国でも十数ヶ所でしか公開されていないこの映画、一番近いところでは前橋のけやきウォーク内のユナイテッドシネマでやっているよ。
なお、マクロスを知らない人には以下の内容はさっぱりわからないと思いますが悪しからず。
この日はたまたま映画の日だったので、入場料1000円で見れたのがラッキー。
平日の昼間とあって、お客さんはかなりまばら。
映画館全体でもほとんど人はいない。
でも中に入ってみると、この映画だけでも15人くらいはお客さんがいたよ。
おっさんだけだと思ってたら、若い人もいたのが意外だったね。
この映画、近年のマクロスシリーズである「マクロスF」のキャラクターが「マクロス7」の時代の出来事を記録したビデオテープを見るという形になっています。
だから要するに内容は18年くらい前のTVアニメ「マクロス7」の総集編みたいなもの。
「マクロス7」自体、はっきり言って一見では訳の分からない、ぶっ飛んだ内容。
なので、総集編だとさらにカオス。
これ、かなりの確率で「マクロス7」の内容を知っている人にしか楽しめないと思う。
随分と狭いターゲットで、なおかつ興行的にはまったく期待の出来ないこの映画、でも俺のハートにはドストライクなんだぜ!
まさか今になって「俺の歌を聞けぇぇぇぇ!!!!!」が映画館で聞けるとは!
で、その「マクロス7」の話なんだけど、TVシリーズで50話近くもあるんだ。
18年前ということもあって、私は内容はほとんど覚えていないけどね。
物語は、大雑把に言うと、地球から出航した宇宙移民船団に敵が襲ってくるってもの。
敵は自分で生命力を生み出すことが出来ない異星人で、人間の生命力を吸い取る目的で襲ってきてるんだ。
当然、船団には防衛軍がいて、ドンパチやりあうわけだ。
そして主人公は熱気バサラという名前の青年で、FireBomberというロックバンドのボーカル。
で、敵味方ドンパチやっている中にそのバサラが「俺の歌を聞けぇぇぇぇ!!!!!」と言って乱入、勝手に歌っちゃう。
ロボットアニメの主人公としては異例の「戦わない主人公」だ。
もうわけわかんない。
「マクロス7」が始まった当時はさ、敵も味方もそんな主人公を理解できずに邪魔に思うわけよ。
それどころかTVを見ている視聴者からもそんな風に思われていたんだって。
そりゃそうだ、今で言ったら中東の紛争地域に勝手に行って歌ってるようなもんだもん。
どう考えたってクレイジーだ。
それが物語が進むにつれ、敵にも味方にも視聴者にも、徐々に理解されていくわけよ。
歌が生命力の源だってことを。
異星人でも歌で生命力を生み出せることを。
そして最後には敵のボスも改心してどっか行っちゃうの。
ロボットアニメとしてはトンデモナイことだよね(笑)
最後の敵を倒すんじゃなく、心変わりさせちゃうんだもん。
でもさ、当時はよく理解できなかったけど、この歳になってくると色々とわかるよ。
「敵だからといって戦うばかりが脳じゃないんだぜ」って言葉の意味とかさ。
誰かが「歌は心を潤してくれる。リリンの生み出した文化の極みだよ」って言ってたけど、まさしくその通りだよ。
老若男女、古今東西、時代も言語も人種も乗り越えて、歌は共通の文化だ。
戦って相手を倒すのも一つの手段だけど、相手と仲良くなっちゃうのも同じ結果なんだよね。
そういう意味では熱気バサラは本当に「無敵」だと思う。
だって、彼にとって敵は無いんだもん。
いるのは歌をきかせる観客だけなんだから。
もちろんコレはアニメの世界の話で、現実世界ではそんなに単純には行かないのはわかっている。
でも最終的に争いをなくすには、戦いじゃなく、文化の力なんだろうな。
だからギギルが歌うシーンも、金龍隊長が歌うシーンも、シビルが歌うシーンも、ガムリンが歌うシーンも、ゲペルニッチが歌うシーンも、今回は感動して目に涙が浮かんじゃった。
ギギルが歌うシーンなんてさ、壮絶な音痴でダミ声なんだけど、涙無しには見られなかったよ。
で、その敵のボスさえも改心させちゃう熱い歌を歌っているのが福山芳樹さん。
彼は今年の6月、クモ膜下出血を患って救急搬送、緊急手術を受け、見事に復活。
熱気バサラも劇内で仮死状態からの復帰を遂げているので、まさしくリアルバサラといえる!
11月23日のライブがまた楽しみだぜ!
「YOSHIKI FUKUYAMA Sings FIRE BOMBER ~A Tribute to Nekki Basara~」熊谷公演に行って来たぜ!
https://kagohara.net/2012/09/12050.htm
伊勢崎市KENNY'S cafeの「福山芳樹アコギ旅2011」に行ってきた!ヤァ!ヤァ!ヤァ!
https://kagohara.net/2011/07/8884.htm
熱く語ればいくらでも続くけど、今日はここらへんにしておこう。
ちなみにこの映画、本当にマクロス7を知ら
ないと訳がわからないと思う。
その点だけは注意ね。
あ~、もう一度見に行きたいなぁ~
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大きなスクリーンと強烈な音響で聞くこのセリフ、魂が震えたぜ!!
という訳で、今年はTVアニメ「マクロス」の30周年記念の年。
その一環として公開されている映画「マクロスFB7 銀河流魂 オレノウタヲキケ!」をようやく見てきました。
全国でも十数ヶ所でしか公開されていないこの映画、一番近いところでは前橋のけやきウォーク内のユナイテッドシネマでやっているよ。
なお、マクロスを知らない人には以下の内容はさっぱりわからないと思いますが悪しからず。
この日はたまたま映画の日だったので、入場料1000円で見れたのがラッキー。
平日の昼間とあって、お客さんはかなりまばら。
映画館全体でもほとんど人はいない。
でも中に入ってみると、この映画だけでも15人くらいはお客さんがいたよ。
おっさんだけだと思ってたら、若い人もいたのが意外だったね。
この映画、近年のマクロスシリーズである「マクロスF」のキャラクターが「マクロス7」の時代の出来事を記録したビデオテープを見るという形になっています。
だから要するに内容は18年くらい前のTVアニメ「マクロス7」の総集編みたいなもの。
「マクロス7」自体、はっきり言って一見では訳の分からない、ぶっ飛んだ内容。
なので、総集編だとさらにカオス。
これ、かなりの確率で「マクロス7」の内容を知っている人にしか楽しめないと思う。
随分と狭いターゲットで、なおかつ興行的にはまったく期待の出来ないこの映画、でも俺のハートにはドストライクなんだぜ!
まさか今になって「俺の歌を聞けぇぇぇぇ!!!!!」が映画館で聞けるとは!
で、その「マクロス7」の話なんだけど、TVシリーズで50話近くもあるんだ。
18年前ということもあって、私は内容はほとんど覚えていないけどね。
物語は、大雑把に言うと、地球から出航した宇宙移民船団に敵が襲ってくるってもの。
敵は自分で生命力を生み出すことが出来ない異星人で、人間の生命力を吸い取る目的で襲ってきてるんだ。
当然、船団には防衛軍がいて、ドンパチやりあうわけだ。
そして主人公は熱気バサラという名前の青年で、FireBomberというロックバンドのボーカル。
で、敵味方ドンパチやっている中にそのバサラが「俺の歌を聞けぇぇぇぇ!!!!!」と言って乱入、勝手に歌っちゃう。
ロボットアニメの主人公としては異例の「戦わない主人公」だ。
もうわけわかんない。
「マクロス7」が始まった当時はさ、敵も味方もそんな主人公を理解できずに邪魔に思うわけよ。
それどころかTVを見ている視聴者からもそんな風に思われていたんだって。
そりゃそうだ、今で言ったら中東の紛争地域に勝手に行って歌ってるようなもんだもん。
どう考えたってクレイジーだ。
それが物語が進むにつれ、敵にも味方にも視聴者にも、徐々に理解されていくわけよ。
歌が生命力の源だってことを。
異星人でも歌で生命力を生み出せることを。
そして最後には敵のボスも改心してどっか行っちゃうの。
ロボットアニメとしてはトンデモナイことだよね(笑)
最後の敵を倒すんじゃなく、心変わりさせちゃうんだもん。
でもさ、当時はよく理解できなかったけど、この歳になってくると色々とわかるよ。
「敵だからといって戦うばかりが脳じゃないんだぜ」って言葉の意味とかさ。
誰かが「歌は心を潤してくれる。リリンの生み出した文化の極みだよ」って言ってたけど、まさしくその通りだよ。
老若男女、古今東西、時代も言語も人種も乗り越えて、歌は共通の文化だ。
戦って相手を倒すのも一つの手段だけど、相手と仲良くなっちゃうのも同じ結果なんだよね。
そういう意味では熱気バサラは本当に「無敵」だと思う。
だって、彼にとって敵は無いんだもん。
いるのは歌をきかせる観客だけなんだから。
もちろんコレはアニメの世界の話で、現実世界ではそんなに単純には行かないのはわかっている。
でも最終的に争いをなくすには、戦いじゃなく、文化の力なんだろうな。
だからギギルが歌うシーンも、金龍隊長が歌うシーンも、シビルが歌うシーンも、ガムリンが歌うシーンも、ゲペルニッチが歌うシーンも、今回は感動して目に涙が浮かんじゃった。
ギギルが歌うシーンなんてさ、壮絶な音痴でダミ声なんだけど、涙無しには見られなかったよ。
で、その敵のボスさえも改心させちゃう熱い歌を歌っているのが福山芳樹さん。
彼は今年の6月、クモ膜下出血を患って救急搬送、緊急手術を受け、見事に復活。
熱気バサラも劇内で仮死状態からの復帰を遂げているので、まさしくリアルバサラといえる!
11月23日のライブがまた楽しみだぜ!
「YOSHIKI FUKUYAMA Sings FIRE BOMBER ~A Tribute to Nekki Basara~」熊谷公演に行って来たぜ!
https://kagohara.net/2012/09/12050.htm
伊勢崎市KENNY'S cafeの「福山芳樹アコギ旅2011」に行ってきた!ヤァ!ヤァ!ヤァ!
https://kagohara.net/2011/07/8884.htm
熱く語ればいくらでも続くけど、今日はここらへんにしておこう。
ちなみにこの映画、本当にマクロス7を知ら
ないと訳がわからないと思う。
その点だけは注意ね。
あ~、もう一度見に行きたいなぁ~
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コメント
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わさびじょうゆさま
デ・カルチャー!
反応する人は間違いなく同年代ですね。
しかしまあ、30周年記念で7の総集編とは、興行的には厳しいと思いますね。
私は大喜びですけど(笑)
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羽柴 秀さま
本業が休みの木曜日に見に行ったんですよ。
たまたま映画の日で安く見られてラッキーでした。
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らっかさま
7好きなら無条件で見るべきですね。
まさかスクリーンで見られるとは思ってなかったですよ。
まあ、総集編ですから、それほど制作費はかかってないのかもしれませんね。
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またぞうさま
見てた時はミンメイ派でしたが、今では早瀬大尉派です。
おばさんだなんて思っててゴメンナサイ(笑)
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くいしんぼさま
初代も大好きでございます。
7は結構ダラダラしているので、今から見るには厳しいかもしれませんが、是非ともバサラのイカレっぷりと福山さんの歌は体験して欲しいところです。
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何となくダニエルさんと自分は同年代な気がします(笑)
>>らっかさんへ
今頃作ったのはシリーズの30周年記念だからです。ちなみにプロジェクトの本命は来年のゲームですね。シリーズの全主人公と全歌姫が出てくるんだそうです
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どもです。
あの~、、、本職の方は大丈夫なんでしょうか・・・?(住民心配^^;)
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おお!見に行ってきたんですね。
マクロスゼミナールで宣伝していたのでしょうが、CM飛ばして見ていたので、最近気が付きました(笑)
マクロス7は、書き直してなおらしいし、バサラがどうに出てくるのか、まったく見当付きませんでしたが、おかげでよく分かりました。
何で今頃、作ったのでしょうね?他で宣伝も効いていないし。マクロスゼミナールも、ローカルな番組ですよね。
レポ、ありがとうございます。
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私の時代はリン・ミンメイです
歳が^^;
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末っ子が、初期マクロステレビ版を、ビデオを借りて観ています。
7は私も、全く観たことが無いので、次に観てみようかな
明日、入間航空祭に行って、迷子になりに行ってきます。